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シロアリ駆除に最適な時期とは?月別のデータを公開【2025年最新版】

最終更新日:

「シロアリ駆除は、いつ行うのが良いですか?」というご質問をお客様からよくいただきます。

結論から申し上げると、シロアリ駆除に「最適な時期(効果が高い時期)」というものはありません。

現在、シロアリ被害が発生していない「予防」の段階であっても、前回の駆除や防除から5年以上経過している場合は、早めに再施工を行うことをおすすめします。

また、すでにシロアリ被害や羽アリの発生が確認されている場合は、季節に関係なく一刻も早く駆除を行う必要があります。

本記事では、シロアリ駆除専門業者であるアリプロの専門家が、「シロアリ駆除に最適な時期がない理由」について、詳しく解説いたします。

東京(23区)千葉埼玉茨城に対応
※ 埼玉と茨城は一部地域
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シロアリ駆除に時期は関係ない理由

シロアリ駆除の様子

シロアリ駆除に「最適(効果的)な時期」が存在しない理由は、大きく分けて2つあります。

それは、シロアリの生態と薬剤の効果が深く関係しているためです。

以下では、それぞれの理由について順に解説いたします。

 

理由①:シロアリは1年中活動している

シロアリ

シロアリは基本的に暖かく湿気の多い場所を好みますが、冬の間でも冬眠せず、常に活動を続けています。

シロアリが活動できる最低気温は、ヤマトシロアリで約6℃、イエシロアリで約10℃といわれています。これらのシロアリは、土の中や木材内部に巣を作り、外気の影響をできるだけ受けないようにしています。

さらに、近年の住宅は断熱性能が向上しているため、真冬であっても床下ではシロアリ被害が進行することがあります。

このような理由から、冬の時期にシロアリ駆除を行っても無駄になることはなく、年間を通して駆除は有効といえます。

冬でもシロアリが活動できる詳しい理由については、以下の記事で解説しています。

冬のシロアリ被害に要注意!

また、シロアリの発生時期については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

 

理由②:シロアリ駆除の薬剤効果は約5年間続く

シロアリ駆除の様子

「シロアリが活発な時期でないと、巣ごと全滅させられないのでは?」と心配される方もいらっしゃいます。

しかし、シロアリ駆除に使用される薬剤の多くは「遅効性」であり、薬剤に触れたシロアリが仲間と接触したり、巣に戻ることでほかの個体にも効果が広がるよう設計されています。

そのため、シロアリ駆除の際には目に見えるシロアリに薬剤を散布するだけでも、巣全体に一定の効果を及ぼすことができます。

また、仮に巣を完全に壊滅できなかった場合でも、床下の土壌面に薬剤を散布しておけば、約5年間は防除効果が持続し、シロアリの侵入を防ぐことが可能です。

私たちアリプロで使用している薬剤の詳細については、以下の記事で詳しく紹介しています。

 

なお、薬剤の効果が切れる5年以降は、再びシロアリ被害のリスクが高まるため、再施工をおすすめします。

シロアリ駆除の薬剤効果期間

そのため、多くのシロアリ駆除業者では保証期間を5年間に設定しています。保証内容の詳細については、以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

 

シロアリ駆除の時期別実施状況

シロアリ駆除の依頼が多い時期は?

シロアリ駆除に最適(効果的)な時期は無い事が分かりましたが、1年を通してシロアリ駆除の依頼が多くなる時期があります。

それは、シロアリが羽アリとなって姿を現す4月~7月頃にかけてです。

この時期になるとシロアリ被害に遭っている住宅では羽アリが大量発生する事があり、この羽アリを見て自宅がシロアリ被害に遭っている事が分かり駆除を申し込まれる方が大勢いらっしゃいます。

室内でシロアリの羽アリが発生した様子
室内で発生したシロアリの羽アリ

 

羽アリが発生するタイミングはシロアリの種類によって異なりますが、ほとんどが春から夏にかけての時期に発生します。

毎年この時期になるとシロアリ駆除業者には依頼が殺到し、1年で最も忙しい時期となります。

また、この時期にはシロアリ駆除を実施している会社のCMが流れたり、WEB広告なども盛んに行われるため、この時期がシロアリ駆除に適した時期だと思われる方もいらっしゃいます。

 

アリプロにおけるシロアリ駆除の「月別」施工実績データ

続いて、関東エリアでシロアリ駆除を行っている私たちアリプロ(株式会社セスコ)の、月別施工実績データをご紹介します。

2024年駆除件数
1月57件
2月49件
3月51件
4月69件
5月96件
6月91件
7月90件
8月55件
9月77件
10月68件
11月81件
12月68件
2023年駆除件数
1月53件
2月46件
3月45件
4月66件
5月89件
6月88件
7月92件
8月52件
9月70件
10月69件
11月78件
12月63件
2022年駆除件数
1月50件
2月47件
3月47件
4月69件
5月85件
6月75件
7月89件
8月74件
9月76件
10月75件
11月71件
12月70件

 

 

このデータから分かるように、年間を通じて大きな変動はなく、常に一定数のシロアリ駆除が行われていることが確認できます。

先述のとおり、羽アリが発生する4月から7月頃にかけてはやや増加傾向が見られるものの、1年を通して安定した駆除件数が続いていることが分かります。

これらの傾向からも、シロアリ駆除に「最適(効果的)」といえる特定の時期は存在しないことがお分かりいただけるでしょう。

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シロアリ駆除が必要のないケースはある?

ここまで、シロアリ駆除は基本的にいつ実施しても効果があることを解説してきました。

しかし、状況によってはシロアリ駆除を行う必要がないケースも存在します。主なケースは以下のとおりです。

 

ケース①:新築から5年の住宅

現在の建築基準法では、新築住宅に対して薬剤を用いたシロアリ防除(防蟻処理)を実施することが定められています。

また、前節で解説したとおり、シロアリ駆除に使用される薬剤の効果はおよそ5年間持続します。

そのため、新築から約5年の間は、初回の防除処理による効果が有効に保たれており、原則として新たなシロアリ駆除を行う必要はありません。

住宅街

 

ケース②:過去5年以内にシロアリ駆除を実施している

薬剤の効果は約5年間持続するため、過去5年以内にシロアリ駆除を実施している場合は、新たに駆除を行う必要はありません。

 

一方で、よくある誤解として、「住宅の床下がコンクリートならシロアリは侵入しないのでは?」と考えられる方もいらっしゃいます。

しかし、シロアリはコンクリートのわずかな隙間やひび割れからも侵入し、住宅に被害を及ぼすことがあります。

ベタ基礎構造の住宅におけるシロアリ被害については、以下の記事で詳しく解説しています。

また、シロアリ駆除が不要な住宅の条件については、下記の記事でさらに詳しく紹介しています。シロアリ駆除を行うことで得られる意外なメリットについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

急いでシロアリ駆除をすべきケース

シロアリ被害の様子

これまでの内容から、シロアリ駆除には特定の「時期」は関係ないことが分かりました。

しかし、実際にシロアリ被害を発見した場合は、早急な対処が必要です。

ここでは、特に早めにシロアリ駆除業者へ相談した方がよいケースをご紹介します。

 

ケース①:蟻道を見つけた

シロアリは日光や風を嫌うため、木材などを食害する際に「蟻道(ぎどう)」と呼ばれるトンネル状の通り道を作ります。

床下や外壁などでこの蟻道を発見した場合、高い確率でシロアリ被害が進行していると考えられます。

シロアリの蟻道
床下でできた蟻道

 

お庭でのシロアリの蟻道
住宅の外基礎にできた蟻道

 

「これは蟻道かもしれない」と感じたら、躊躇せずにすぐシロアリ駆除業者へ調査を依頼しましょう。

蟻道について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

 

ケース②:床や畳がきしむ、フカフカする

床下でのシロアリ被害

床や畳がきしんだり、踏むとフカフカしたりする箇所がある場合は、床板を支える木材がシロアリの被害を受けている可能性があります。

ただし、住宅の築年数が経過すると、シロアリ被害がなくても同様の症状が現れることがあります。

それでも、原因がシロアリ被害である場合には、住宅の強度がさらに低下するおそれがあるため、早めに床下点検などを実施することをおすすめします。

 

ケース③:フンのようなものが落ちている

シロアリの中でも、外来種であるアメリカカンザイシロアリは、被害を与えている木材の周囲に砂粒状のフンを排出します。

アメリカカンザイシロアリの被害
アメリカカンザイシロアリの被害部

 

アメリカカンザイシロアリのフン
アメリカカンザイシロアリのフン

 

もし住宅内でこのようなフンのようなものを見つけた場合は、アメリカカンザイシロアリの被害が疑われるため、早めにシロアリ駆除業者へ調査を依頼しましょう。

これってシロアリのフン?フンの特徴と対処法を解説

 

また、シロアリ被害が発生している際によく見られる初期症状については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

 

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工事を急がせる業者に要注意

シロアリ駆除工事の様子

シロアリ被害を発見した場合は、早めの駆除が望ましいと説明しました。

しかし、短期間放置しただけで住宅がすぐに倒壊するようなことはありません。

中には、「今すぐ工事をしないと大変なことになります」などと不安をあおり、工事を急がせる悪質な業者も存在します。

そのような場合は、慌てずに複数の業者を比較・検討し、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

悪徳業者の特徴については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

 

シロアリ駆除の費用相場

最後に、シロアリ駆除を実施した場合の費用相場について、参考となるデータを紹介します。

インターネット上で料金を公開している主要19社の平均単価を調査したところ、1㎡あたり約2,153円であることが分かりました。

ただし、この金額はあくまで最低価格帯にあたります。経済調査会が発表したデータによると、全国のシロアリ駆除業者における平均相場は1㎡あたり約3,250円とされています。

では、なぜこれほど価格差が生じるのでしょうか。

それは、業者によって追加料金が発生したり、中間マージンが上乗せされたりする料金体系になっていることが影響しています。

こうしたシロアリ駆除の料金相場や中間マージンの仕組みについては、以下の記事で詳しく解説しています。

 

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アリプロは、創業38年以上の歴史を持つシロアリ駆除会社です。東京・千葉・埼玉・茨城に密着し、施工実績4.9万件を突破しました。

アリプロは日本しろあり対策協会に加盟しており、調査や工事を行うスタッフは全員「しろあり防除施工士」の資格を保有しています。床下調査の際には、床下の状況をデジカメで撮影し、お客様にわかりやすくご報告します。

さらに、工事後の定期点検(5年間)1,000万円の修復保証など、充実したアフターサービスを提供。独自の水害保証も完備しており、万が一のトラブルにも安心です。

お電話は平日および土曜日の8:30~17:30、メールは365日24時間受け付けております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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執筆・監修者

林 翔平

2012年株式会社セスコに入社。シロアリ駆除業務に従事し、延べ3,000件以上の床下調査を実施。アリプロのコラム記事全ての執筆および監修を担当。

【保有資格】
・日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士」
・日本健康住宅協会「健康住宅アドバイザー」

 

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