シロアリの活動時期と発生時期はいつ?シロアリ駆除の専門家が徹底解説!

シロアリ

2023/08/31

あなた

シロアリはどの時期に活動しているの?

シロアリが発生する時期は決まっているのかな?

住宅に甚大な被害を与えるシロアリですが、活動している時期やいつごろ発生するのか気になりますよね。

上記の疑問にシロアリ駆除の専門家がお答えします!

結論からいうとシロアリは季節を問わず1年中活動しています。

6℃以下になるとシロアリは活動できなくなりますが、日本の床下で6℃以下になる事は極めて珍しいからです。

またシロアリは羽アリとなって飛び立つ習性を持っており、シロアリの種類によって4月から10月にかけて羽アリとなって現れます。

上記の時期に室内に大量の羽アリを発見したらシロアリの可能性が高いので十分に注意して下さい。

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シロアリの活動時期

シロアリが好きな温度って?

シロアリは基本的に湿気の多い場所や温かい場所を好みます。

植物や虫が活発に動き回れる温度を好適温度と言いますが、シロアリの好適温度はヤマトシロアリで12℃~30℃、イエシロアリの場合は30℃~35℃と言われています。

シロアリの好適温度

しかし好適温度はあくまでも活発に動ける温度なので、これより寒い環境でもシロアリは活動を続ける事ができます。

シロアリは何℃から活動できる?

次に植物や虫がギリギリ動くことができる活動温度で表すと、ヤマトシロアリは6℃、イエシロアリは10℃から活動する事ができます。

シロアリの活動温度
あなた

日本の冬は6℃以下になるよね?じゃあ冬の間はシロアリは活動していないのかな?

確かに日本の冬は6℃以下になる日も多いですが、最近の住宅は気密性も高く床下は高温多湿なので、床下が6℃以下になる事はまずありません。

またシロアリは自分達で作ったトンネル(蟻道)の中で生活をしているので、外の空気に触れる事もなあく人間が感じる気温よりも暖かい環境にいます。

つまり日本のシロアリは1年中活動する事ができ、特に気温の高い春から夏にかけて活発に活動しているという事になります。

シロアリの発生時期

シロアリは1年中活動している事が分かりましたが、基本的に人間の目に触れる事はありません。

シロアリは明るい場所を嫌うため、人間の日常生活の中でシロアリを見つける事は非常に珍しいです。

しかしシロアリは決まった時期に羽アリとなって飛び立つ習性があり、この羽アリを見て初めてシロアリの被害に気付き駆除を申し込まれる方が大勢います。

羽アリになる時期

シロアリの羽アリ群飛時期

シロアリが羽アリになる時期は

  • ヤマトシロアリは4月~5月
  • イエシロアリは6月~7月
  • アメリカカンザイシロアリは6~10月

と決まっており、いずれも春から夏の時期に集中しています!

この時期に家の中から大量に羽アリが発生したらシロアリを疑いましょう!

なぜシロアリは羽アリになる?

シロアリは一つの巣の中で繁殖していき、シロアリの数が多くなりすぎると一部のシロアリが新たな巣を作りに飛び立ちます

人間でいうと家族が増えすぎたので引っ越しをするようなイメージです。

シロアリが飛び立つ現象を群飛(ぐんぴ)と言い、一回の群飛で100~1,000匹以上の羽アリが飛び立つ事もあります。

羽アリが出ていけばいなくなる?

羽アリの発生
羽アリの発生

群飛は2~3日に分かれて羽アリが発生しますが、その後はピタッと羽アリの発生が無くなります。

羽アリが止まったからといってシロアリがいなくなったと勘違いされる方もいらっしゃいますが、1つの巣の中で羽アリになるのは1%~3%と言われています。

つまり、残りの97~99%はまだ床下に残っており住宅の木材を食べ続けている事になります。

羽アリは発生時期でも見分けられる

シロアリの羽アリは春から夏にかけて発生しますが、夏には黒アリの羽アリも発生します。

しかし黒アリの羽アリは大量に出る事は少ないので、羽アリの数が多ければシロアリ、少なければ黒アリという風に見分ける事もできます。

ただし、黒アリの羽アリだとしても床下に何らかの異常をきたしている事があるので、床下の点検はおこなっておくようにしましょう!

シロアリそのものが見つかる場合も

シロアリの被害を受けた畳
シロアリの被害を受けた畳

珍しいケースですが、羽アリではなくシロアリそのものを見つけてしまう事もあります。

たとえば和室の畳が喰われていたり、押し入れの段ボールなどが喰われている事もあります。

こうした被害を発見しても殺虫剤を使うのは絶対にNGです!

シロアリ・羽アリを見つけたら?

シロアリは1年中活動していますので見つけたらすぐに駆除をするべきですが、決して慌ててはいけません。

羽アリが出ていても床下を見たら被害がほとんどなかったというケースもあります。

ここで慌てると悪徳業者の思うつぼになってしまいますので、しっかりと家の現状を把握したうえでシロアリ駆除をおこなうようにしましょう。

床下調査をするなら

床下の調査をおこなうなら、画像や動画などで被害を見せてくれる業者がオススメです!

また、今まで定期的に床下を見ていなければ、シロアリだけではなく水漏れや基礎のヒビ割れなども合わせて見てもらうようにしましょう!

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