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シロアリ予防は無駄になる? シロアリ予防が無駄になるケース3選と予防を行う"意外なメリット"

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シロアリ予防は少なからず費用が発生するものです。

もし、シロアリ予防をしても無駄になるなら、“わざわざお金を払ってまでシロアリ予防をしたくない”という気持ちは私たちシロアリ駆除業者でも十分に理解できます。

そこでこの記事では、シロアリ予防工事をしても無駄になってしまうケースや、シロアリ予防工事の"意外なメリット"について、関東エリアでシロアリ駆除を行うアリプロが解説いたします。

これからシロアリ予防を検討されている方はぜひ参考にして下さい。

 

アリプロは東京23区、千葉県、埼玉県南部、茨城県南部にてシロアリ駆除をおこなっています。工事後は5年間の保証と充実したアフターサービスをおこなっていますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

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シロアリ予防が無駄になる住宅はある?

シロアリ予防とは、シロアリ被害が発生してから行う「駆除」とは違い、シロアリ被害を未然に防ぐために行う消毒の事を指します。

実際に行う作業は、床下の土壌や木部への薬剤の散布であり、シロアリ駆除とほとんど変わりません。

そのため、もし“今後消毒をしなくてもシロアリ被害が発生しない”という確かな確証があるのであれば、シロアリ予防を行う事は無駄ともいえます。

しかし現代の住宅において、“確実にシロアリ被害が発生しない”という住宅は存在しません。

たとえば床下がコンクリートでできている住宅であってもシロアリは僅かな隙間から侵入してくることがわかっています。鉄骨造りのような躯体に木材を使用しない構造であっても、床や壁には木材を使用しているためシロアリ被害に遭う可能性があります。

そのため、住宅の種類に関わらず、今後シロアリが被害が発生しないという確証は得にくいです。

※床下がコンクリートの場合のシロアリ被害については、以下の記事も合わせてご覧下さい。

 

シロアリ予防が無駄になる地域はある?

シロアリは温暖な気候を好みます。そのため日本の中でも寒冷地と呼ばれる地域ではシロアリ被害が少ない傾向にあります。とはいえ、都道府県別に見てシロアリ被害の無い地域は存在しません。

厳密にいえば北海道の北部ではシロアリ被害は確認されていないため、北海道の北部の住宅においては“シロアリ予防を行う事は無駄”と言えるかもしれません。

しかし地球温暖化の影響や、住宅の高断熱化の影響もあり、今後上述したエリアでもシロアリ被害が確認される恐れはあります。

日本においてはシロアリの危険が無い地域は存在しないので、地域によってシロアリ予防が無駄になる事はありません。

 

シロアリ予防が無駄になるケース3選

前述の通り、住宅の種類や地域によってシロアリ予防が無駄になるケースは基本的にありません。

ところが、次のような限られたケースではシロアリ予防を行っても無駄になる可能性があります。

 

ケース① 築5年未満の住宅

新築から5年未満の住宅に対して行うシロアリ予防は、無駄になるケースが多いです。

新築時は「建築基準法」により防蟻処理(シロアリに対する消毒)を行う事が義務付けられており、ほとんどの住宅で5年間のシロアリに対する保証も付けられているため、別途、業者にシロアリ予防を依頼する必要はありません。

もし築5年未満でシロアリ被害に遭っても、工務店やハウスメーカーに相談すれば無償でシロアリ駆除を行ってくれるはずです。

ほとんどの住宅にとって、業者に相談してシロアリ予防を実施するのに適切なタイミングは、築5年経過して新築時の保証が切れる時になります。

 

ケース② 過去5年以内にシロアリ消毒を行った

ある程度、築年数が経過した住宅でも、シロアリ消毒を行えば5年間の保証が付きます。

そのため、シロアリ消毒を実施後の5年間はシロアリ予防を行っても無駄になります。

ただし、何らかの事情で保証が付かなかった場合などでは、5年未満であってもシロアリ予防を行う事にはメリットがあるといえます。

 

ケース③ 雨漏りや漏水がある

住宅に雨漏りや漏水がある場合は、シロアリ予防を行っても薬剤が流れたり水で薄まってしまうため、シロアリ予防効果が無くなってしまいます。

そのため、もし雨漏りや漏水が起きている場合は、その対策を行ってからシロアリ予防を実施する事が望ましいです。

また、雨漏りや漏水が起きた後に放置しておくと、シロアリ被害だけでなくカビの発生リスクもあります。シロアリ予防には同時にカビの予防効果もあるため、やはり雨漏りや漏水の対策後にシロアリ予防を行うのが得策です。

 

シロアリ予防を行う"意外なメリット"3選

シロアリ予防はあくまでもシロアリ被害を未然に防ぐ目的で行われますが、シロアリ駆除業者が消毒を行うと次のようなメリットもあります。

 

メリット① カビの発生を防げる

床下は湿気が溜まりやすいため、シロアリ被害のほかにカビが生えやすい環境でもあります。

実は、シロアリ予防で使用する薬剤には、シロアリに対する効果だけではなくカビの発生や繁殖を抑えてくれる「防腐効果」があり、カビ対策としても有効です。

シロアリは建物の耐久性に関わりますが、カビは人間の健康にかかわる問題であり、放置しておくとアレルギーや喘息の原因にもなり得ます。

カビの繁殖を抑えるという意味でも、シロアリ予防には大きなメリットがあります。

 

メリット② 床下の異常に気付くことができる

シロアリ予防を行うと、シロアリ駆除業者によっては保証期間中に無料で定期点検を行ってくれます。

定期点検では、シロアリ被害の確認のほかに、漏水は起きていないか?地震で基礎にヒビ割れが生じていないか?などの確認も合わせて行います。

床下は見ることが難しく、普段の生活の中では異変に気付きにくい場所です。業者による定期点検によって床下の異常にいち早く気付くことができます。

 

メリット③ リフォーム費用を削減できる

シロアリ被害が発生して建物が損傷すると、場合によっては修復のためのリフォーム費用が必要になります。

また、被害が甚大になってからのシロアリ駆除は、駆除作業も大規模になるため、通常料金の他に追加料金が発生してしまうことがあります。

こうした思わぬ出費を防ぐという意味でも、シロアリ予防は効果的です。

 

シロアリの予防は5年おきがベスト

ここまでで説明した通り、シロアリ予防を行うと一般的に5年間の保証がつきます。そのため、この保証を切らさないように5年毎にシロアリ予防を行う事が万全なシロアリ対策となります。

とはいえ、シロアリ予防で消毒をおこなってから5年後に急に薬剤の効果が消失する訳ではありません。

シロアリ消毒の薬剤の効果は、散布した翌日から徐々に効果が弱まっていきます。そのため、シロアリ予防を行ってから5年が経過すると、「薬剤の効果は残っているが、シロアリを防ぐためには万全とはいえないレベル」という解釈になります。

また、築年数が経過するほどシロアリ被害に遭いやすくなることがわかっています。築15年を経過すると、住宅の約4件に1件はシロアリ被害に遭っているというデータもありますので、新築時から消毒を行っていない住宅は注意が必要です。

実は、「自分でできるシロアリ予防」にも一定の効果があります。以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

 

シロアリ予防ならアリプロへ

アリプロは創業35年以上施工実績4.7万件を超えるシロアリ駆除会社です。

 

日本しろあり対策協会に加盟しており、調査・工事を行うスタッフは全員「しろあり防除施工士」の資格を保有しています。床下調査の際は、床下の状況をデジカメで撮影しお客様にお伝えします。

その他にも工事後の定期点検(5年間)1,000万円の修復保証などのアフターサービスも万全で、独自の水害保証も完備しております。

電話は平日および土曜日の8:30~17:30、メールは365日24時間受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

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執筆・監修者

林 翔平

2012年株式会社セスコに入社。シロアリ駆除業務に従事し、延べ2,000件以上の床下調査を実施。アリプロのコラム記事全ての執筆および監修を担当。

【保有資格】
・日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士」
・日本健康住宅協会「健康住宅アドバイザー」

 

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