室内でシロアリや羽アリを発見しても、しばらくするとシロアリの姿が見えなくなることがあります。
このことから、「シロアリがいなくなった」と思い、そのまま放置される方もいらっしゃいます。
しかし、一度被害にあった住宅は、シロアリ駆除を行わない限り「シロアリが自然といなくなる」ことはまずありません。
この記事では、なぜ「シロアリがいなくなった」と勘違いしてしまうのか、シロアリの生態や活動時期を交えて解説していきます。
アリプロは東京23区、千葉県、埼玉県南部、茨城県南部にてシロアリ駆除をおこなっています。調査・お見積もりは無料でおこなっていますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
・ 日本しろあり対策協会に加盟
・ しろあり防除施工士が必ず対応
・ 無料の床下調査、工事後5年間の毎年点検
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「シロアリがいなくなった」と勘違いする原因
私たち人間がシロアリを見つけるケースは大きく2つあります。
それは、「①シロアリの羽アリを見つけたとき」と「②シロアリによって木材が喰われているのを見つけたとき」です。
これら2つのケースでシロアリを見つけても、シロアリの習性からすぐにその場からいなくなるため、「シロアリがいなくなった」と誤解されてしまいます。
しかし、どちらのケースでも、シロアリはまだ家屋の中に存在しています。
それぞれのケースについて、なぜシロアリがいなくなってしまうのかを、シロアリの習性とともに解説します。
シロアリの羽アリを見つけたとき
シロアリは種類によって4月の終わりから10月頃にかけて羽アリになります。
この時期に室内に大量の羽アリが発生することで、住宅がシロアリ被害に遭っているという事を初めて認識する方が大勢いらっしゃいます。
しかし、羽アリが発生するのは1日~3日程度で、その後は羽アリは全く出現しなくなります。この事から「シロアリがいなくなった」と勘違いをされる方がいらっしゃいます。
実は、シロアリの羽アリは、巣の中に生息しているシロアリのおよそ1~3%ほどしかいません。羽アリが飛び立った後も、残りの97~99%のシロアリはまだ巣の中におり、住宅の中や床下の木材を喰い進めています。
「シロアリがいなくなった」のはあくまでも羽アリが出てこなくなっただけであり、その他大勢のシロアリはまだ床下などに存在しています。
シロアリの種類別の特徴や発生時期などについては以下の記事で詳しく解説しています。
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シロアリによって木材が喰われているのを見つけたとき
シロアリは日光や乾燥をとても嫌う生き物です。
普段は地中や木材の中、またはシロアリ自身が作る蟻道(ぎどう)というトンネルの中に生息しています。
人間が住居内でシロアリを発見するのは、床や柱などが食害を受けているのを発見した時です。その木材の表面を剥がしてみるとシロアリの姿が見つかります。
このときシロアリは、隠れていた木材の表面が剥がされた事で明るさや乾燥を感じ、暗い場所に移動します。人間の目に付かない場所に再び移動することから「シロアリがいなくなった」と勘違いされます。
しかし、シロアリは明るさや乾燥を感じなくなったら再び活動を開始します。人間の目の届かない所に一旦移動しているだけであり、いなくなったわけではありません。
「シロアリがいなくなった」と感じても
上述のように、「シロアリがいなくなった」と感じても、シロアリの習性により人目につかなくなるだけです。安心して放置してしまうと被害が進行し、後に大きな問題へと発展する可能性があります。
シロアリや羽アリを自分で完全に駆除することは非常に難しいです。もし発見したら、シロアリ駆除の専門業者に依頼する事をオススメします。
シロアリの生態について、興味のある方はぜひご覧ください。
シロアリを放置した場合のリスク
シロアリを発見したにも関わらず放置していると、住宅の価値が下がるだけでなく、住宅の耐久性にも影響を及ぼします。
実は、家屋の主要な柱が損傷を受けると、耐震性が下がることがわかっています。
1995年の阪神淡路大震災では、シロアリ被害や腐朽被害のある住宅ほど倒壊したというデータもあります。
また、羽アリを放置すると、住宅の食害が続くほか、毎年同じ場所から羽アリが発生するようになってしまいます。
被害が小さなうちにシロアリ駆除を行えば、住宅に大きな影響はありません。シロアリを発見したらすぐにシロアリ駆除を行うようにしましょう。
シロアリを見つけた場合の対処法
ご自身でシロアリを発見すると殺虫スプレーなどを使いたくなるものですが、シロアリに対して殺虫スプレーを使用すると、危険を察知したシロアリが移動して被害拡大に繋がる恐れがあります。
一時的な対応として、まずはシロアリや羽アリが発生している箇所をガムテープ等で塞ぎましょう。さらに、羽アリであれば掃除機で吸い取ってしまって問題ありません。
また、過去5年以内にシロアリ駆除どを行っていれば、住宅に対してシロアリの保証が付いている可能性があります。工事を行ったシロアリ駆除業者に連絡をすれば、保証内容に応じて無料で対処してくれる可能性があります。
ご自宅でシロアリを発見した際の詳しい対処法については、以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にして下さい。
・ 日本しろあり対策協会に加盟
・ しろあり防除施工士が必ず対応
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シロアリ駆除の料金
シロアリ駆除の料金は、住宅の広さやシロアリ被害の有無によって決まります。
アリプロが合計26社の平均価格を調べた結果、1㎡あたり1,693円、1坪では5,587円という事がわかりました。
これを一般的な住宅の広さ別で計算すると以下のようになります。
床下の面積 | 費用(税込) |
---|---|
15坪(49.5㎡) | 83,803円 |
20坪(66.0㎡) | 111,738円 |
25坪(82.5㎡) | 139,672円 |
30坪(99.0㎡) | 167,607円 |
35坪(115.5㎡) | 195,541円 |
40坪(132.0㎡) | 223,476円 |
上記はあくまで平均単価の目安になりますが、実際にシロアリ駆除をおこなった場合の参考にして下さい。
より詳細なシロアリ駆除の金額については以下の記事も合わせてご覧ください。
シロアリ駆除業者の選び方
今まで解説してきた通り、「シロアリがいなくなった」と感じても、必ず専門業者に依頼して床下調査などを実施するようにしましょう。
床下は普段見えない場所になりますので、信頼できるシロアリ駆除業者に調査を依頼するようにしましょう。
ここでは信頼できるシロアリ駆除業者の特徴として3つポイントを紹介します。
しろあり対策協会に加盟している
日本ではシロアリに関する研究や啓発をおこなう「日本しろあり対策協会」という団体が存在します。
その団体に加盟している業者ならば、シロアリ駆除の正しい方法や手順を理解し、協会の定める施工要領に沿って工事をおこなってくれるため安心です。
協会に加盟している業者は「登録施工業者会員名簿」で確認することができます。
作業内容や点検について詳しく説明してくれる
工事の手順や床下の状況について分かりやすく説明してくれる業者を選ぶようにしましょう。
特に床下の状況は口頭だけでなく写真などを見せてくれる業者を選ぶようにすると安心です。こちらの動画では実際のアリプロのスタッフがお客様へ床下の状況を説明する様子を公開しています。
また、シロアリ工事では「しろあり防除施工士」という資格があります。この資格を持つスタッフが対応してくれる業者であればシロアリに対する確かな知識があるといえます。
保証内容が充実している
同じシロアリ駆除工事をおこなったとしても、保証内容は業者によって様々です。
独自のシロアリ保証を行っている業者もあり、工事後の定期点検の回数も変わります。契約前に保証について確認しておき、最も良い条件の会社を選ぶようにしましょう。
ここではシロアリ駆除業者選びのポイントとして3つ紹介しましたが、より詳しく知りたい方は以下の記事も参考にして下さい。
まとめ
アリプロは、創業35年以上を超えるシロアリ駆除会社です。東京・千葉・埼玉・茨城に密着し、施工実績4.7万件を突破しています。
日本しろあり対策協会に加盟しており、調査・工事を行うスタッフは全員「しろあり防除施工士」の資格を保有しています。床下調査の際は、床下の状況をデジカメで撮影しお客様にお伝えします。
その他にも工事後の定期点検(5年間)や1,000万円の修復保証などのアフターサービスも万全で、独自の水害保証も完備しております。
電話は平日および土曜日の8:30~17:30、メールは365日24時間受け付けております。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
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【保有資格】
・日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士」
・日本健康住宅協会「健康住宅アドバイザー」