こんなときは誰もが慌ててしまいますよね。
でも、大丈夫。落ち着いてください。
この記事を読めば、羽アリを見つけたときの適切な対処の仕方がわかりますので、ご安心ください。シロアリ駆除の専門家が誰が読んでもわかりやすく解説します。
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そもそも羽アリとは?
羽アリとは、シロアリやクロアリの繁殖期に巣を出て飛び立つ、羽を持った成虫のことです。
羽アリを見て、「シロアリが出た!」と驚かれてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、すべての羽アリがシロアリというわけではありません。クロアリの場合もあるため、まずは落ち着いて判断しましょう。
シロアリは、家屋の木材を食害する昆虫です。もし羽アリがシロアリならお住まい被害を受けている可能性があります。
もし羽アリがクロアリなら、家屋に影響が出る心配はありません。
なお、私たちは普段、シロアリを見かける機会はほとんどありません。
それは、多くのシロアリは地中で暮らしており、私たちの視界に入ることが無いためです。繁殖期に地上に出て飛び立つ羽アリが、シロアリを見かける唯一の場面です。住宅がシロアリの被害を受けていることに気付くのも、羽アリが出てきたのを見つけたたため、というケースが非常に多いです。
また、羽アリは、シロアリであってもクロアリであっても、気象条件などが最適な日に一度に大量の個体が飛び立ちます。飛び立った後に羽を落とし、雄雌のつがいを作って新たな巣を作ることになります。
羽アリは動きが遅く攻撃手段ももたないため、恰好のたんぱく源として鳥などの動植物に狙われやすい生き物です。
もし少しずつ飛び立てば、端からすべて捕食されてしまいます。一度に大量に飛び立つのは、天敵の魔の手を逃れ、生き残る可能性を高めるためと言われています。
羽アリがシロアリかどうかはどう見分ける?
シロアリ(白いアリ)という名前がついている通り、地中で暮らしているシロアリは白い色をしていますが、実は地上に出てくる羽アリはやや黒っぽい色合いをしています。
一目見ただけではシロアリなのかクロアリなのか判断しにくく、焦ってしまうこともあるかもしれません。
とはいえ、見分けるためのコツはあります。次のようなポイントをきちんと抑えれば、シロアリの羽アリとクロアリの羽アリを見分けることができます。
羽の色
シロアリは白っぽい半透明の羽をしています。クロアリは黒や黒褐色の羽で、筋が入っています。
羽の形状
シロアリの羽は前後に2対(合計4枚)の羽があり、いずれも長く大きいです。クロアリの羽も前後に2対(合計4枚)の羽がありますが、前後の羽のサイズが異なり、前羽が後羽よりも大きい傾向があります。
体の形
シロアリの体はくびれの無い寸胴型の形状をしています。クロアリの体はくびれがあり、頭部、胸部、腹部の区切れが一目でわかります。
飛び立つ時期
シロアリは4月~6月、クロアリは6~11月が多い傾向があります。
次の記事ではシロアリとクロアリの見分け方を写真付きでさらに詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
もっとも、もし自分で判別ができない場合は、早めに専門家に相談することが得策です。シロアリ駆除の専門家なら、羽アリを見てすぐに判別することができますし、必要な対策をアドバイスしてくれます。
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シロアリなら、まずはこう対処しよう
羽アリがシロアリだった場合、以下の2つの対処をしましょう。
羽アリを掃除機で吸い取る
羽アリを残さず掃除機で吸い取りましょう。この方法なら(殺虫剤と異なり)巣の中にいるシロアリを刺激することはありません。
また、シロアリは非常に風に弱い生き物のため、掃除機で吸い取ればその時点で死んでしまいます。掃除機の中で繁殖するようなことはありませんので、心配は不要です。
発生場所を特定して塞ぐ
羽アリがどこから発生したのか、床下や壁などを調査しましょう。もし発生した場所を特定することができたら、その穴をガムテープなどで塞ぎましょう。シロアリの羽アリは数度にわたって飛び立つことがあるため、この後に出てくることを防ぐことができます。
自分でできる対処をした後には、必ず専門のシロアリ駆除業者に相談して、被害状況を正確に調査し、適切な対策をしてもらいましょう。シロアリの調査や防除は専門的な知識や技術、薬剤などが必要なため、一般の方が対応するのは難しいです。
シロアリを見つけたときの対処は次の記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。
シロアリが出たときにやってはいけないこと
羽アリを見つけたときに、ホームセンターやドラッグストアなどで市販されている殺虫剤を撒いてはいけません。
家にシロアリの羽アリが出てきたということは、近くに巣があり、その中にはもっと多くのシロアリが潜んでいるということです。見つけた羽アリだけを殺虫剤で駆除しても、巣の中にいるシロアリには効果は無く、家屋の被害が進んでいくかもしれません。むしろ、殺虫剤の影響でさらに拡散し、被害がより拡大してしまう可能性もあります。
もしシロアリの羽アリを放置したらどうなる?
前述のとおり、シロアリの羽アリがいるということは、既に家屋の中にシロアリが巣を作っている可能性があります。放置すれば次のような影響が出てしまう恐れがあります。
木材の食害
シロアリは木材の主成分であるセルロースを餌とする生き物です。そのため、住宅の建材として使われている木材も恰好の餌になります。
シロアリは地中を通って侵入してくることが多く、床下の木材が最初のターゲットになりやすいです。放置していると住宅の耐久性に影響が出ることもあります。
家財道具の被害
シロアリを放置していると、家の中の畳や柱、壁などに被害が進み、さらに木製のタンスや棚、押し入れの衣類などの家財道具にまで被害が及んでしまうことがあります。被害の拡大を防ぐために、早めに対策を取りましょう。
修繕費用の発生
家屋がシロアリ被害を受けたら修繕が必要になります。専門の業者に依頼して修繕の作業やリフォームをしてもらうことになりますが、当然ながら費用が発生します。
金額は被害の程度によりますが、シロアリ防除の費用に比較して大きな金額になってしまうことも多いです。そのため、経済的な面から見ても、被害が大きくなる前にシロアリ対策をしてしまった方が得策です。
家屋の中でシロアリの被害が発生しやすい場所は次の記事でも解説しています。興味のある方はご参考ください。
羽アリが出たらどんな業者に相談したらいい?
優良なシロアリ駆除業者を選ぶには、次のような点に気を付けることをお勧めします。
日本しろあり対策協会に加盟している
公益社団法人しろあり対策協会に加盟している業者は、シロアリ防除の正しい方法や手順を定めた施工基準に則って施工を行います。
社歴が長く、豊富な実績を持っている
豊富な実績を持つ業者ほど高度な知識やスキルを持っているため、安心して任せることができます。
「地域密着型の独自ブランド企業」である
仲介業者や全国展開する大手企業に依頼するより、地元の業者の方が、地域の事情に精通し、丁寧に対応してくれる可能性があります。
作業内容や点検について丁寧に説明してくれる
住宅メンテナンスに真剣に取り組んでいる担当者なら、深い知識を持ち、どんな質問にも丁寧に答えてくれるはずです。そのような信頼できる業者の方が安心して対応して頂くことができます。
追加料金が発生しないことを明言している
業者によっては、最初の料金を安く見せて契約し、あとから追加料金を請求するようなケースが見受けられます。最初から明解に料金体系を説明してくれる、明朗会計な業者を選ぶようにしましょう。
保証内容が充実している
保証の内容や期間は業者によって差があるため、事前によく確認するようにしましょう。
保証については次の記事で詳しく解説しています。
以上が良い業者を選ぶポイントです。シロアリ駆除業者の選び方については次の記事で詳細を解説していますのでぜひご覧ください。
最後に
以上見てきた通り、羽アリを見つけたら、慌てずに落ち着いて対処することが大切です。自分でできる応急処置を行ったら、早めにシロアリ駆除の専門家に相談し、対策を行うようにしましょう。
この記事を参考に適切なシロアリ対策を行い、安心・安全なお住まいを維持できることを願っています。
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