シロアリ消毒の保証とは?保証期間と内容について解説!

シロアリ

2023/01/25

シロアリの保証ってどんなものがあるの?

なんで5年間なんだろう?

保証が付かない事ってあるの?

シロアリ工事は料金や対応だけでなく、工事後の保証についてもしっかりと理解しておきたいですよね。

上記の疑問に千葉・東京・埼玉エリアで活動しているシロアリ消毒会社アリプロがお答えします!

結論からいうとシロアリ消毒の保証には『修復(損害)保証』と『再処理保証』の2種類の保証があり、被害の状況に応じて使い分けるのが一般的です。

また、昔のシロアリ消毒の保証は10年間が当たり前でしたが、現在は人体に優しい薬剤を使っているので保証は5年間となります!

保証が付かないケースなどについては、記事内で詳しく解説してきます!

シロアリの保証はなぜ5年?

シロアリ消毒の保証は、1986年までは10年保証が当たり前でした。

この頃のシロアリ消毒の薬剤には『ヒ素』という成分が含まれており、このヒ素はスプーン1杯床下に撒けば、今後のシロアリ消毒が一切いらないと言われるくらい強力なものでした。

しかし強力な薬剤ゆえに人体にも悪影響があり、1986年にヒ素の製造や輸入が禁止となります。

それからは人体にも安全な薬剤を使う事がルール化され、かわりに薬剤の効果は5年間と短くなりました。

ちなみに

アリプロで使用する薬剤はフマキラー製のミケブロックという薬剤で、毒物にも危険物にも該当しない極めて安全な薬剤です。

10年保証の仕組み

シロアリ消毒会社の中には、まれに10年保証を謳っている会社もあります。

こうした会社は昔の強力な薬剤を使っている訳ではなく、5年保証のシロアリ消毒を2回分セットで契約しているという事になります。

つまり初回の工事で薬剤を撒く他に、5年目の点検時にもう一度薬剤を撒く事になります。

10年保証のデメリット

普通のシロアリ消毒よりも割安な事が多い10年保証のシロアリ消毒ですが、デメリットも存在します。

通常の5年保証であれば、5年後にシロアリの再消毒をやるかどうかは任意となりますが10年保証の場合は強制ですので、引っ越しなどのライフプランの変更があると損をしてしまいます。

また、シロアリ消毒会社選びにはアフターメンテナンスも重要です。

もし10年保証の消毒会社と契約をしてその後の対応が悪くても10年間は付き合う必要がありますが、5年保証の会社であれば5年後に乗り換えをする事ができるので安心です。

このように、10年保証のシロアリ消毒にはデメリットがある事も忘れてはいけません。

保証の内容とは?

シロアリ消毒に関する保証は、大きく分けて2つの種類があります。

再処理保証

シロアリ消毒をしたのにシロアリが発生or再発してしまった時に、無料で発生場所の消毒をおこなってくれる。

修復保証

シロアリの発生により建物に損害(柱を交換しなければいけなくなった等)を受けた時、その修復費用の一部を負担してくれる。

再処理保証はほとんどの住宅に付ける事ができますが、修復保証は予防の場合のみなど条件がある事が一般的です。

それぞれの保証内容について詳しく解説していきます。

再処理保証

シロアリ消毒は完璧に駆除をしたとしても、再発してしまうリスクがあります。

再発してしまった場合でも、5年以内なら何度でも無料で消毒をしますよというのが再処理保証です。

しかし気を付けたいのが、シロアリの再発は普通に暮らしていては気付きにくいという点です

もし消毒をしてから3年目に再発したとしても、気付くのが5年後ではあいだの2年間はシロアリに喰われ続けてしまう事になります。

そのため、再処理保証が付いている場合でも定期点検をおこなってくれるのか?を確認しておくようにしましょう。

消毒会社によって1年に1回や5年で3回など、保証と定期点検をセットで実施してくれる事がほとんどです。

このような定期点検があれば、万が一シロアリが再発した場合でも迅速に対応できるので保証も無駄になりません。

修復保証

修復保証とは、工事をした後にシロアリが発生し建物に損害が出た場合、決まった金額の修復費用を賠償するという保証です。

金額は薬剤メーカーや会社によって様々で、200万円~500万円程度が一般的です。

たとえばシロアリ消毒をしてから2年後にシロアリが発生し、洋室のフローリングが喰われてしまった。

そんな時にはシロアリ消毒とは別に、食べられてしまったフローリングの張り替え費用なども負担してくれます。

この修復保証を付けている会社は少ないので、シロアリ消毒会社を比較する際には重要なポイントの1つといえます。

ちなみに

アリプロでは再処理保証と修復保証の2つを完備しています。

定期点検も1年に1回おこなっていますので、万が一の再発にも迅速に対応さあせて頂きます。

保証が付けられないケース

シロアリ消毒会社を選ぶ際に重視したい保証ですが、どうしても保証が付けられないケースも存在します。

被害が甚大

シロアリに柱が喰われすぎているなど、被害が甚大な場合は保証が付けられません。

木の内部が食べられ過ぎていると、消毒をしても薬剤が浸透せず効力が弱まってしまいます。

そのため再発のリスクが大きくなってしまい、保証を付けるのが難しくなります。

部分的にしか消毒をしない

住宅を部分的にしか消毒しない場合には、保証を付ける事ができません。

消毒をしていない箇所があればそこからシロアリが上がってきて、消毒部にも被害を及ぼす危険があるためです。

また、消毒後に増築をしたようなケースでも、増築部の消毒をしば保証が無効となるので注意して下さい。

保証対象外のケースって?

シロアリ消毒をして保証が付いているとしても、再発した原因やシロアリの種類によっては保証対象外となるケースがあります。

雨漏り、水漏れ、水害

シロアリ消毒後の状態でも、雨漏りや水漏れが起こってしまうと薬剤の効力が弱まってしまいます。

この状態でシロアリが再発したとしても保証対象外となり、消毒をする場合には別途費用が掛かる事があるので注意して下さい。

アメリカカンザイシロアリによる被害

アメリカカンザイシロアリの被害
アメリカカンザイシロアリの被害

シロアリの中でも外来種のアメリカカンザイシロアリの被害は保証対象外となる事がほとんどです。

そもそも被害件数の少ない珍しいシロアリですが、従来のシロアリ駆除方法では駆除が難しく特殊な処理をおこないます。

床下だけではなく屋根裏などの家屋全体に被害を及ぼすシロアリなので、通常のシロアリ消毒では保証対象外となります。

シロアリ消毒の保証まとめ

ここまで紹介したシロアリ消毒の保証は、あくまでも一般的なケースです。

シロアリ消毒会社によっては、自社で特殊な保証を付けている場合もありますので必ず契約時に確認するようにして下さい!

なお、アリプロの保証については次の記事で解説していますので、ぜひご参考ください。

アリプロでは千葉・東京・埼玉エリアでシロアリ調査を受け付けております。

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