アリプロ 住まいを守るシロアリ駆除のプロフェッショナル

「床下への入り方」を4パターン紹介!床下点検口がない場合はどうする?

最終更新日:

・床下への入口ってどこだろう?

・点検口がないみたいだけど床下に入れないのかな?

住宅の床下(ゆかした)は、普段入るところではありません。床下のことをほとんど意識せずに生活している方も多いのではないでしょうか。

それでも、シロアリ駆除や床下漏水など、何かしらトラブルが発生したときは床下に入る必要が出てきます。そんな時に床下への入り方が分からないと困ってしまいますよね。

そこで、これまで累計4万件以上の床下工事を行ってきたシロアリ駆除業者アリプロが、「床下への入り方」について解説します。

この記事を読めば、「床下への入り方」や、「床下点検口が無い場合の対処法」について知ることができますのでぜひ参考にして下さい。

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そもそも「床下」とは?

床下に入る方法を解説する前に、そもそも床下とは何なのかについて触れたいと思います。

床下とは、「地面と建物の床までの間の空間」のことを指します。

床下は、地面が露出している場合もあれば、コンクリートで固められている場合や、除湿シートで覆われている場合もあります。住宅の設計や湿気対策の有無などで床下の状況は変わってきます。

 

方法① 床下点検口や収納庫から床下に入る

ほとんどの住宅では、床下点検口(ゆかしたてんけんこう)または収納庫(しゅうのうこ)から、床下に入ることができます。床下点検口は「点検口」と表記することもあります。

これが最も基本的な床下への入り方になります。

点検口は、キッチンや洗面所に設置してある事が多いです。

フタを外すとそのまま床下に通じている場合と、中に物を収納できるプラスチックのボックス(収納庫)がある場合があります。

キッチンにある点検口

 

点検口はすぐに床下へ入れる

 

収納庫がある場合でも、プラスチックのボックスを持ち上げて外すことで、床下へと入る事ができます。

床下の収納庫

 

注意点は、中に重いものをたくさん入れた状態でボックスを外そうとすると、ボックスが破損する危険があることです。ボックスを外す際は、中に入れたものをすべて取り出してからにしましょう。

また、一部の住宅では、点検口はキッチンや洗面所ではなく、クローゼットや階段下に設置されています。

点検口や収納庫は床下に入る最も手軽な方法になりますので、お住まいで点検口や収納庫が設置されている場所を必ず確認しておきましょう。

 

方法② 屋外の通風口(通気口)から床下に入る

一部のハウスメーカーで建てられた住宅では、屋外の通風口から床下に入れることができるケースもあります。

通常の通風口は狭いために人間が通ることはできませんが、1箇所だけ人間が通れる程度の大きさに作られていることがあります。

通常の通風口
通常の通風口

 

取り外せる通風口
取り外せる通風口

 

取り外した通風口
取り外した通風口

このような場所があれば、屋外から床下に入ることが可能です。

なお、通風口を取り外した後は元通りにしておかないと、ネズミやハクビシンなどの害獣が侵入してしまうことがあるため注意しましょう。

 

方法③ 和室の畳下から床下に入る

お住まいに点検口や収納庫が無く、外の通風口からも入ることが難しい場合には、1階の和室の畳下の板を切って床下に入る方法があります。(もちろん、1階に和室が無ければこの方法では入れません)

和室の畳を上げると、下地材(したじざい)と呼ばれる木の板があります。

畳が敷いてある状態
畳が敷いてある状態
畳を上げた状態(下地材)
畳を上げた状態(下地材)

この下地材をよく見ると、一定の間隔で黒い点のようなものがあります。これは、下地材とその下にある根太(ねだ)という部材を止めるための釘です。この釘の真下に根太という下地材が入っているおり、釘に沿うように切断すると、床下に通じる穴を開けることができます。

下地材に打たれた釘と根太(ねだ)の位置
下地材に打たれた釘と根太(ねだ)の位置

 

下地材を切る位置
下地材を切る位置

 

このように釘の内側同士を切ることによって、切った後の下地材をフタのように再度はめ込み、元に戻すことができます。

下地材を切った後
下地材を切った後

 

和室の点検口の全体図

 

この作業について、「切った場所がフカフカするのではないか?」、「隙間から虫が上がってくるのではないか?」と心配される方もいらっしゃいます。

先述した通り、切った下地材がフタの役割をして密閉することができるため、このような心配はありません。

なお、この作業はホームセンターで市販されている丸ノコやマルチツールなどの工具を用いれば自分で行う事もできますが、大変危険ですのでお勧めしません。作業の際に怪我をしたり、点検口を綺麗に切ることができず、後から修復が必要になったりするケースがあるためです。

 

私たちアリプロでは、和室の下地材の切断は無料で承りますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

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方法④ 点検口を新規に設置して床下に入る

点検口や収納庫が無く、屋外の通風口からも入れず、1階に和室も無い場合は、最後の手段として点検口を新規に設置することになります。

点検口の新設を行うための費用は業者によって異なりますが、およそ3万円~5万円前後となります。

点検口
後付けした点検口

 

点検口を新規に作るメリットは、お住まいの中で好きな場所に設置できる点です。ただし、床下の点検は定期的に行う必要があるため、点検口の真上に物を置かないで済む場所に設置することをお勧めします。

例えば、キッチンの隅に点検口を設置し、その上に冷蔵庫などを置いてしまうと、点検の度に冷蔵庫を動かさなくてはなりません。クローゼットの中に点検口を設置すると、点検の度にクローゼット内の洋服を移動させたりする手間が発生してしまいます。

点検口を取り付ける業者と相談し、なるべく目立たず、真上に物を置かないような場所に設置するようにしましょう。

 

なお、点検口の設置にかかる費用については以下の記事でも解説しています。あわせてご覧ください。

 

床下への入り方のまとめ

この記事では、「床下への入り方」を4パターン紹介させていただきました。

床下に入る必要が生じたということは、シロアリ駆除や床下漏水などのトラブルが起きており、緊急性が高いケースが多いです。

いざという時に落ち着いて対処できるよう、自宅の床下へ入る方法を事前に確認・検討しておくようにしましょう。

また床下で出来るシロアリ対策については以下の記事で詳しく解説していますので、もし自分で床下に入る際には参考にして下さい。

  

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執筆・監修者

林 翔平

2012年株式会社セスコに入社。シロアリ駆除業務に従事し、延べ2,000件以上の床下調査を実施。アリプロのコラム記事全ての執筆および監修を担当。

【保有資格】
・日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士」
・日本健康住宅協会「健康住宅アドバイザー」

 

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