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羽アリはどこから来た?侵入経路と発生源を詳しく解説!

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羽アリはどこから来た?侵入経路と発生源を解説!

住宅の室内で羽アリを見かけたら、「一体どこから発生したのだろう?」と気になる方が多いと思います。

室内で羽アリを発見した場合、外部から侵入したケースだけでなく、住宅の壁の内部や床下などに巣を作り、そこから発生しているケースも考えられます。

この記事では、羽アリが室内に現れた際の侵入経路や発生源の見分け方、そして適切な対処方法について詳しく解説します。

 

羽アリがシロアリである可能性がある場合は、「アリプロ」にお任せください。シロアリ駆除の専門資格を持つ「しろあり防除施工士」が、調査から工事まで責任をもって対応いたします。お見積もりは無料で承りますので、お気軽にご相談ください。

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羽アリはどこからやってくる?(羽アリの侵入経路)

室内で羽アリを見かけた場合、大きく分けて「外部から侵入した場合」と「室内で発生した場合」の2つのケースがあります。

羽アリ

羽アリは巣から飛び立つ際に一度に大量に発生するため、室内で数匹程度見かける程度であれば「外部からの侵入」数百匹以上など大量に発生している場合には「室内で発生している」可能性が高いといえます。

それぞれの羽アリが住宅内に現れる状況には、以下のようなケースが考えられます。

 

羽アリが外部から侵入したケース

室内で数匹程度の羽アリを見かけた場合は、庭や周辺の住宅などに巣があり、そこから発生した羽アリが偶然室内に入り込んだケースがほとんどです。

この場合、緊急性は低いため、ご自身で対処することも可能です。羽アリが外部から室内に侵入する主な経路には、以下のようなものがあります。

 

侵入経路①:窓の隙間からの侵入

引き違い窓

住宅内への虫の侵入経路として最も多いのが窓です。

窓の開け閉め時に虫が入ることはもちろんですが、特に引き違い窓の場合、外側の窓を中途半端に開けると隙間ができやすく、羽アリなどの虫が容易に侵入してしまいます。

窓を半開きにした場合の断面図

窓を半分ほど開ける場合は必ず内側の窓を開けるようにし、外側の窓を開ける場合は完全に開け切るなど、隙間ができないよう工夫することで虫の侵入を防ぐことができます。

 

侵入経路②:人の出入り時の侵入

窓と同様に、玄関や勝手口などから人が出入りする際に、羽アリが一緒に侵入してしまうことがあります。

玄関ドア

また、衣類に付着したまま入り込む場合もありますので、出入りの際には十分注意しましょう。

 

侵入経路③:洗濯物に付着しての侵入

外に干していた洗濯物に羽アリが付着したまま取り込んでしまうことがあります。

羽アリだけでなく、他の虫も洗濯物に付着している可能性があるため、取り込む前に十分に確認しましょう。

洗濯物

 

侵入経路④:網戸の隙間からの侵入

日本の網戸は、16~24メッシュのものが主流です。(メッシュとは、1インチあたりの網目の数を表しており、数値が大きくなるほど網目が細かくなります。)

16メッシュの場合、網目の間隔は約1.3mmとなります。この間隔では、小型の羽アリやチョウバエなどが網目をすり抜けて侵入する可能性があります。

また、網戸には小さな破れに気付きにくいという問題もあります。破れによって隙間が生じると、昆虫の侵入を許してしまいます。

網戸

網目については、30メッシュ以上の細かいものを採用すれば侵入のリスクは減りますが、通気性や明るさが損なわれるため、用途に応じて総合的に判断しましょう。

 

羽アリが室内から出てきたケース

次に、室内で羽アリが発生しているケースです。

この場合、壁や窓一面が羽アリで覆われるなど、住宅に明らかな異変が起きていることが分かります。

このようなケースで発生する羽アリは、そのほとんどが「シロアリの羽アリ」です。床下や壁の内部にシロアリの巣が作られている可能性が非常に高いため、早急な対応が必要になります。

 

室内で発生した大量の羽アリ
室内で大量発生した羽アリ

 

室内で発生した大量の羽アリ
室内で大量発生した羽アリ

 

シロアリは蟻道(ぎどう)から家に侵入する

家の中でシロアリの羽アリが大量に発生した場合、床下や壁の内部には「蟻道(ぎどう)」という通り道が作られています。羽アリもその蟻道を通って室内に出てきます。

以下は、実際の蟻道の写真と、蟻道の中をシロアリや羽アリが通る様子です。

床下にできたシロアリの蟻道
シロアリが作った蟻道

このように室内で羽アリが大量発生した場合、床下や壁の内部にシロアリの痕跡がある可能性が非常に高くなります。シロアリを自分自身で駆除することは非常に難しいため、まずは専門業者に床下調査を依頼しましょう。

次の項では、羽アリが発生する理由や、シロアリとクロアリの羽アリの見分け方について解説します。

 

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羽アリはなぜ発生する?

シロアリやクロアリが羽アリになって飛び立つのは繁殖のためです。

巣の中の個体数が多くなると、新しい巣を作るために一部の個体が羽アリに変化して飛び立ちます。飛び立った羽アリは雄と雌がペアになって交尾を行い、それぞれが王や女王となって新しい巣を形成します。

このように、シロアリやクロアリが羽アリになって一斉に飛び立つ現象を群飛(ぐんぴ)と呼びます。

羽アリ

つまり、羽アリを見かけた場合は、近くにシロアリやクロアリの巣がある可能性を示しています。

巣が屋外にあれば大きな問題にはなりませんが、室内にある場合は毎年のように羽アリが発生したり、特にシロアリの場合は木材を食害するなどの被害を引き起こす恐れがあります。

※シロアリの巣について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

シロアリが巣を作る場所は?シロアリの巣の特徴と駆除方法

 

羽アリの見分け方【クロアリとシロアリの違い】

室内で見かけた羽アリがシロアリなのかクロアリなのかは、発生した時期と羽アリの特徴で見分けることができます。

 

羽アリを発生時期で見分ける

羽アリの元となるシロアリやクロアリは、その種類ごとに繁殖期が異なるため、羽アリとして飛び立つ時期も違います。

以下は、シロアリやクロアリの代表的な種類が羽アリとして飛び立つ時期です。

羽アリの発生時期の違い

特に注意すべきなのは、日本で最も被害が多い「ヤマトシロアリ」は4月末から5月頃にかけて、次に被害が多い「イエシロアリ」は6月から7月頃にかけて羽アリになる点です。この時期は特にシロアリ駆除業者への依頼が殺到します。

このように、羽アリを見かけた際には、その発生時期に注目することで「どの種類の羽アリか」を特定することができます。

シロアリの発生時期について詳しくは、以下の記事をご覧ください。

 

羽アリを特徴で見分ける

羽アリは外見上の特徴から、シロアリかクロアリかを見分けることができます。

以下は実際のシロアリとクロアリの羽アリの写真と、それぞれの特徴の違いを図解したものです。

シロアリとクロアリの羽アリの写真

シロアリとクロアリの羽アリの違い

 

いかがでしょうか?シロアリとクロアリの違いがなんとなくお分かりいただけるかと思います。

シロアリとクロアリの羽アリの違いについては、以下の記事でさらに詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

羽アリの対処法【クロアリ/シロアリ別】

それでは、羽アリを見つけたらどのように対処すれば良いのでしょうか?クロアリ、シロアリのそれぞれについて解説します。

 

クロアリの羽アリの対処法

室内で見かけた羽アリが明らかにクロアリの場合は、特に緊急で対処する必要はありません。クロアリの羽アリは基本的に人間や建物に害を与える虫ではないからです。

クロアリの羽アリ

羽アリが室内にいる場合は、殺虫剤を使ったり掃除機で吸い取ったりするなどの方法で対処しましょう。また、前述の「羽アリが外部から侵入したケース」で解説した侵入経路から再び入ってこないように注意してください。

ただし、クロアリの羽アリが大量発生している場合は、一度専門業者に相談して発生源を特定してもらうことで、再発を防ぐことができます。

 

シロアリの羽アリの対処法

羽アリがシロアリの場合は、殺虫剤の使用を控えましょう。危険を察知したシロアリが別の場所へ移動し、被害が拡大する恐れがあるからです。

シロアリの羽アリ

シロアリの羽アリに対する一時的な対処法としては、以下の方法があります。

・掃除機で吸い込む
・ポリ袋などを発生場所に被せる
・浴室などの場合はシャワーで流す

これらの方法のいずれかを用いて、羽アリが飛散するのを防ぎましょう。シロアリの羽アリは通常、1~2時間ほどで落ち着きます。

応急処置を行った後は、速やかにシロアリ駆除業者に連絡し、床下調査を依頼しましょう。

羽アリ発生時の詳しい対処法については、以下の記事をご覧ください。

 

羽アリがいなくなったらもう安心!?

羽アリはシロアリやクロアリの繁殖期を過ぎると、ひとまず落ち着きます。

特にシロアリの羽アリの場合は、大量に発生していても1~2時間ほどで落ち着くことがあります。

しかし、油断は禁物です。シロアリは巣の中のわずか1〜3%が羽アリとなり飛び立つだけであり、残りの97%以上は引き続き巣の中で活動を続けているからです。

羽アリがいなくなっても

住宅の床下や壁の内部に巣がある場合、羽アリがいなくなった後も住宅への被害は進行しています。

ご自身で一時的な対処を行った後は、発生源を特定するためにも、一度専門業者に調査を依頼しましょう。

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シロアリ駆除業者の選び方については、以下の記事も参考にして下さい。

 

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アリプロは、創業35年以上の歴史を持つシロアリ駆除会社です。東京・千葉・埼玉・茨城に密着し、施工実績4.7万件を突破しました。

アリプロは日本しろあり対策協会に加盟しており、調査や工事を行うスタッフは全員「しろあり防除施工士」の資格を保有しています。床下調査の際には、床下の状況をデジカメで撮影し、お客様にわかりやすくご報告します。

さらに、工事後の定期点検(5年間)1,000万円の修復保証など、充実したアフターサービスを提供。独自の水害保証も完備しており、万が一のトラブルにも安心です。

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執筆・監修者

林 翔平

2012年株式会社セスコに入社。シロアリ駆除業務に従事し、延べ3,000件以上の床下調査を実施。アリプロのコラム記事全ての執筆および監修を担当。

【保有資格】
・日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士」
・日本健康住宅協会「健康住宅アドバイザー」

 

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