玄関で突然発生する大量の羽アリ。気付いたら玄関ドアの木枠や框(かまち)がボロボロになっていることもあります。
これらはすべて、シロアリ被害のサインです。
実は、住宅の中で最もシロアリ被害が起こりやすいのが「玄関」という事をご存知でしょうか?
この記事では、累計4.7万件以上のシロアリ駆除実績を持つアリプロの専門家が、玄関で発生するシロアリ被害の特徴や、シロアリ被害が玄関で多い理由、また玄関でシロアリ被害が発生した際の注意点などについて解説していきます。
玄関でシロアリや羽アリが発生してお困りの方はぜひ参考にして下さい。
玄関で羽アリやシロアリの被害を見かけたときはアリプロへお任せください。「しろあり防除施工士」の有資格者が確かな調査を実施します。調査、お見積もりは無料ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
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玄関でシロアリ被害が多い理由
シロアリは湿気を好む虫です。住宅の中で湿気の多い場所といえば浴室や洗面所を真っ先に思い浮かべますが、実は住宅の中で最もシロアリ被害が多いのは玄関であることがわかっています。
雨の日に使用した傘や靴などは基本的に玄関に置くことが多いと思います。日常のお手入れには濡れ雑巾などを使用する方も多いかもしれません。そのような水分が玄関のタイルの目地などから浸透すると、玄関下の土壌面まで到達してシロアリをおびき寄せることになります。
また、玄関から床下を見ることや、シロアリ用の薬剤を散布することはできません。
このような、湿気の多さや、シロアリ対策の難しさが、玄関でシロアリ被害が多い理由です。
なお、玄関を含めたご自身で出来るシロアリ対策については以下の記事で詳しく解説していますので参考にして下さい。
玄関で発生するシロアリ被害の特徴
玄関で発生するシロアリ被害として多いのは、入口ドアの木枠がシロアリに喰われてしまうケースです。近年の住宅では入口ドア枠が金属製で出来ている場合もありますが、木製だとシロアリ被害のリスクがあり、木枠の下側が土壌面などに触れているとさらに被害を受けやすくなります。
また、玄関から一歩上がった所にある框(かまち)と呼ばれる部材もシロアリ被害に遭いやすい傾向にあります。見た目は被害が無いように見えても、触ると内部がスカスカの状態にされている事があります。
これらの目に見える被害がなくとも、4月~7月に玄関で大量の羽アリが発生するようであればシロアリ被害に遭っていると可能性が高いです。
シロアリは4月~7月に羽アリになる習性を持っており、もしも床下や玄関の木材がシロアリ被害にあっている場合にはこの時期に数十から数百匹の大量の羽アリが玄関に発生します。
一見すると「クロアリの羽アリ」のようにも見えますが、クロアリの羽アリが発生するのは7月以降が多く、4月から6月に発生する羽アリはシロアリの可能性が非常に高いです。
またシロアリとクロアリの羽アリは外見でも見分ける事が可能です。詳しい見分け方については以下の記事で解説していますので合わせてご覧ください。
玄関で発生したシロアリ(羽アリ)の対処法
玄関でシロアリ(羽アリ)が発生したとき、殺虫スプレーを使用するのは控えましょう。危険を察知したシロアリが別の場所に逃げてしまい、被害拡大に繋がる恐れがあります。
シロアリが発生した場合にはそのままにしておき、羽アリの場合は掃除機で吸い込むなどして対処します。シロアリの羽アリはとても弱い生き物なので、掃除機で吸い込んだ際の風圧で簡単に死滅します。
もし羽アリの出口となっている場所がわかれば、その穴をガムテープなどで塞いでおき、シロアリ駆除業者に相談するようにしましょう。
シロアリが発生した際の詳しい対処方法については以下の記事も参考にして下さい。
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シロアリ被害の保証の状況を確認しよう
玄関でシロアリ(羽アリ)が発生した際は、早急にシロアリ駆除が必要です。
ただし、もし過去5年以内にシロアリ駆除をしていたら、住宅に保証が付いている可能性があります。過去に工事をしてもらった業者に連絡をすれば、無料でシロアリ駆除を実施してくれることがありますので問い合わせるようにしましょう。
ちなみに先述したように、玄関のシロアリ被害は、被害状況が見えにくいため再発リスクが高い場所でもあります。シロアリ駆除を確実に実施するには、シロアリ工事の専門資格である「しろあり防除施工士」の有資格者にシロアリ駆除を実施してもうと安心です。
玄関でシロアリ被害がある場合のシロアリ駆除の注意点
玄関でシロアリ被害や羽アリが発生した場合、床下全体の消毒はもちろん玄関部分の入念な駆除が必要になります。
玄関の下は床下から薬剤を散布する事ができないため、玄関タイルの目地の部分にドリルで穴をあけ、そこから薬剤を注入していきます。(あけた穴はセメント等でふさぎます)
また、玄関入口ドアの木枠にも穴をあけて薬剤を注入します。玄関周りの壁面にも穴をあけて薬剤を注入する作業が必要となる場合もあります。
こうした玄関周りの処理は、業者により「土間処理」や「スラブ処理」などと呼びますが、この処理を基本料金とは別の追加料金としている業者が多いので注意が必要です。
特に、料金が格安のネット系シロアリ駆除業者では、基本料金は安く設定しているものの、このような作業に追加料金が発生して最終的な金額が高額になるケースも非常に多いです。
できるだけ基本料金の中に玄関の処理代金も含まれている業者を選ぶようにしましょう。
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玄関にシロアリ被害があった現場の施工事例
続いて、東京都足立区にて玄関でシロアリ被害のあった現場の事例をご紹介します。
築26年の住宅で、玄関の框(かまち)が虫に喰われてスカスカになっているとご連絡を頂き、調査に伺いました。
アリプロのスタッフが確認すると、間違いなくシロアリ被害が起こっていると判断されました。
床下調査の結果、床下でも複数のシロアリ被害が確認されました。
にシロアリ被害にあってから既に数年が経過しているものとみられ、すぐにアリプロにてシロアリ駆除を行う事となりました。
まずは、シロアリ被害が起きている木部の消毒をおこないます。内部までシロアリが侵入しているので、ドリルで木部に穴をあけて薬剤を内部に注入していきます。
続いて、床下の木部全体へ薬剤を散布していきます。アリプロで使用する薬剤はシロアリだけでなく軽微なカビ菌も死滅させる効果があるため、床下をきれいに保つという意味でも効果的です。
さらに、床下の土壌面へ薬剤を散布していきます。シロアリは基本的に土壌から床下へ侵入してくるので、シロアリが上がってくるのを防ぐ効果があります。床下がコンクリートの場合でも同様の作業をおこないます。
最後に、床上でシロアリ被害が起きている箇所にも薬剤を注入していきます。
今回のケースでは、玄関の框(かまち)と呼ばれる部材と、階段の壁にシロアリ被害が及んでいましたので、これらの場所を重点的に処理します。
以上の作業をすべて行い、シロアリ駆除作業が完了となります。
私たちアリプロは、床下だけでなく玄関や浴室のシロアリ駆除作業も追加料金なしでおこなっています。また、シロアリ駆除の専門資格である「しろあり防除施工士」の有資格者が工事にお伺いするので確実なシロアリ駆除が可能です。
東京23区、千葉県、埼玉県南部、茨城県南部にお住いの方はぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
こちらの現場の詳細な施工内容については以下の記事でご紹介しています。
玄関のシロアリ、羽アリ被害はアリプロへ
アリプロは、創業35年以上を超えるシロアリ駆除会社です。東京・千葉・埼玉・茨城に密着し、施工実績4.7万件を突破しています。
日本しろあり対策協会に加盟しており、調査・工事を行うスタッフは全員「しろあり防除施工士」の資格を保有しています。床下調査の際は、床下の状況をデジカメで撮影しお客様にお伝えします。
その他にも工事後の定期点検(5年間)や1,000万円の修復保証などのアフターサービスも万全で、独自の水害保証も完備しております。
電話は平日および土曜日の8:30~17:30、メールは365日24時間受け付けております。ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。
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【保有資格】
・日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士」
・日本健康住宅協会「健康住宅アドバイザー」