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【シロアリ対策19選】プロが教える「自分でできるシロアリ予防」のすべて

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シロアリ被害に遭わないためには事前に対策をしておく事が重要です。

とはいえ、シロアリ対策は専門的な分野であり、具体的に何をしたら良いかわからない方も多いはずです。

この記事では、関東エリアで4.7万件以上の施工実績を持つシロアリ駆除会社アリプロが、「自分でできるシロアリ対策」をついてまとめました。対策の方法は19にのぼり、必要に応じて実践すればシロアリ被害を予防することができます。

シロアリの対策として何をすれば良いか分からないという方は、ぜひこの記事を参考にして下さい。

 

アリプロは東京23区、千葉県、埼玉県南部、茨城県南部にてシロアリ駆除をおこなっています。対応するスタッフは全員が「しろあり防除施工士」の有資格者で、確かなシロアリ駆除をおこないます。調査・お見積もりは無料なので、お気軽にお問い合わせ下さい。

シロアリ対策【屋外編】

【対策1】廃材やゴミを放置しない

住宅にお庭がある場合、そこに廃材(使わなくなった木材)やゴミ等を放置しないようにしましょう。

シロアリは枯れた木を好む傾向にあり、お庭に放置された廃材などはシロアリの格好のエサとなります。また放置された廃材は雨などで水分を含み、なおさらシロアリが寄り付きやすくなってしまいます。

私たちシロアリ駆除業者がお伺いした際に、お庭の廃材を拾ってみるとそこにシロアリが付いているというのは非常に多いケースです。

廃材以外にもダンボールや発砲スチロールもシロアリ被害に遭いやすいものになりますので、このようなゴミはお庭には放置せず、すぐに処分するようにしましょう。

 

【対策2】切り株や杭を放置しない

廃材同様にお庭に植わっている切り株や杭もシロアリ被害の温床となります。

まだ生きている木の場合は問題ありませんが、枯れてしまった木や切り株などは、根っこから取り除くようにしましょう。

また住宅の目隠しとして用いられる杭などもシロアリ被害が多い場所です。可能なら金属製のものに取り替えるなど、シロアリ被害に遭いにくいものにするようにしましょう。

 

【対策3】ウッドデッキの脚に気を付ける

ウッドデッキもシロアリ被害に遭いやすい場所です。

近年ではシロアリ駆除剤を染み込ませた「防蟻木材」を使用したウッドデッキもありますが、雨風で効力が弱まり、こうしたウッドデッキでもシロアリ被害に遭う事があります。

可能なら金属でできたウッドデッキを選んだり、少なくともウッドデッキの脚の部分だけが金属でできたようなものを選ぶとシロアリ被害を減らせます。

 

【対策4】通風口の前に物を置かない

住宅の外基礎には床下へ風を通すための通風口が設置されています。これは床下の湿気をなるべく抑えるために作られているものですが、こうした通風口の周りに物が置かれていると床下の湿気が溜まりやすくなってしまいます。

通風口の周りにはなるべく物を置かず、少しでも風通しを良くするようにしましょう。

 

【対策5】基礎を見えるようにする

シロアリが住宅に侵入する際は、日光や乾燥から身を守るために「蟻道」という土で出来たトンネルのような物を構築して進みます。

屋外から住宅に侵入する場合、住宅の外基礎にこの「蟻道」が作られる事が多いのですが、お庭の雑草などで基礎が隠れていると蟻道が発見しづらい事があります。

なるべく住宅の外基礎は見えるようにしておき、蟻道が作られた場合にはすぐ発見できるようにしておきましょう。

 

【対策6】室外機や植木鉢に注意する

住宅外部に設置されるエアコン用の室外機や、基礎付近に置かれる植木鉢にも注意が必要です。

こうした室外機や植木鉢の影となる部分からシロアリが蟻道を作って住宅に侵入するケースがあります。

植木鉢は住宅の基礎から離れた所や定期的に場所を変えるなどで対策し、室外機は裏側を定期的にチェックして蟻道が作られていないかを確認するようにしましょう。

 

【対策7】外部からの羽アリの侵入に注意する

自宅のお庭の木がシロアリ被害に遭っていたり、近隣の住宅や樹木がシロアリ被害にあっていると春から夏にかけて大量の羽アリが発生する事があります。

もしも自宅のお庭で羽アリを見かけた場合には、すぐ近くでシロアリ被害が起きている可能性があるので注意が必要です。

シロアリの羽アリは地面に着地後、雄雌が交尾をおこない新たな巣を形成します。

羽アリを見かけたようなら、すでに自宅の床下にシロアリ被害が出ている可能性がありますので、後述するシロアリ対策【床下編】の点検を行うか、シロアリ駆除業者に依頼して本格的な床下点検を行ってもらうようにしましょう。

羽アリを見かけた時の対処法については以下の記事で詳しく解説しています。

 

シロアリ対策【屋内編】

【対策1】浴室の換気をおこなう

住宅の中でも浴室は特に湿気がたまりやすい場所です。シロアリ被害の発生するリスクも高く、特にタイルで仕上がっている在来工法の浴室の場合は注意が必要です。

入浴後は必ず換気をして湿気をためないようにし、タイルや目地にヒビ割れなどがあれば補修するようにしましょう。

また在来工法の場合はどうしても水分が浴室下まで浸透しシロアリ被害に遭いやすくなります。

長く使われている浴室なら、ユニットバス等にリフォームをおこなうのもシロアリ対策として有効です。

 

【対策2】玄関は水洗いしない

玄関も住宅の中でシロアリ被害に遭いやすい場所です。理由として雨の日に濡れた傘や靴を置いて置く場所なので、タイル目地などから水分が浸透し床下に湿気が溜まりやすくなります。

また日常のお手入れで玄関を水洗いしている場合にも注意が必要です。なるべく玄関の手入れでは水を扱わないようにし、酷い汚れの場合には固く絞った雑巾などで吹き上げるようにしましょう。

 

【対策3】押入れの換気をおこなう

和室の押し入れやクローゼット等も湿気が溜まりやすい場所です。私たちシロアリ駆除業者が床下点検を行うと、ほかのお部屋に異常はなくても押し入れ下だけカビが発生しているといった事が多々あります。

押し入れやクローゼットも扉を開けて定期的に換気をおこない、中の荷物を出して乾燥させてあげる事も重要です。

また押し入れの場合にはすのこ等を活用して床との接地面を減らす工夫をする事で風通しを良くする事ができます。

 

【対策4】雨漏り、漏水を放置しない

住宅に雨漏りや漏水が生じた場合にはシロアリ被害のリスクが高まります。

通常のシロアリ被害は床下だけに留まりますが、雨漏りなどが発生すると雨染みを伝って2階までシロアリ被害が及ぶケースもあります。

雨漏りが起きた場合には早急に補修をおこない、漏水や水漏れが起きた場合にもすぐに対処し該当箇所をしっかりと乾燥させるようにしましょう。

こうした雨漏りや漏水が起きていないかを確認するためにも、屋根裏や床下の点検を日常的におこなう事も重要です。

 

【対策5】畳は定期的に上げる

住宅に和室がある場合には、和室の畳もシロアリ被害に遭いやすいポイントです。定期的に畳をあげてシロアリ被害が無いかチェックするとともに、畳やその下の木材を乾燥させてあげるようにしましょう。

 

【対策6】窓の結露に注意する

住宅内と外部との寒暖差が激しい場合には結露を起こしてしまう事があります。こうした結露で発生した水分が壁に浸透するとシロアリ被害に遭いやすくなります。

結露を発見したらすぐに拭き取ったり、結露しにくい2重窓に交換するなどもシロアリ対策として有効です。

 

シロアリ対策【床下編】

【対策1】定期的な点検をおこなう

シロアリ被害がすでに起きていないかを確認するために、定期的に床下を点検するようにしましょう。

もしも住宅にシロアリ被害が発生している場合には、床下の基礎や木部に「蟻道」と呼ばれるシロアリの通り道があります。

この蟻道が無いかどうかをチェックしながら、床下のシロアリ対策として以下の点にも注意して点検を進めるようにしましょう。

床下にできる「蟻道」については以下の記事で詳しく解説しています。

 

【対策2】床下のゴミを掃除する

床下は建築時やリフォーム時に発生したゴミが落ちている事があります。シロアリが好まないものであれば問題はありませんが、廃材などがそのまま散乱しているケースもあります。

特に床下が土でできた住宅に廃材などが落ちていると、高確率でシロアリにやられてしまうので、床下点検などをおこなった際に一緒に拾って処分するようにしましょう。

 

【対策3】断熱材の落下に注意する

住宅の断熱性を高めるために、床下には断熱材が設置されている事がほとんどです。この断熱材は経年劣化により地面に落下していたり垂れ下がっている事があります。

シロアリは湿気と暖かい場所を好みますので、こうした断熱材も被害に遭いやすいポイントです。

落下したり垂れ下がってしまった断熱材は、再度取り付けるか難しければ処分してしまうようにしましょう。

なお、写真のようなグラスウールと呼ばれる素材のフワフワとした断熱材は直接触れると痒みが生じるため、必ず手袋をした状態で触れるようにしましょう。

 

【対策4】湿気に注意する

床下はどうしても湿気が溜まりやすく、湿気を好むシロアリにとって格好の環境となります。シロアリ対策【屋外編】でも紹介した通風口の周りに物を置かないように注意し、なるべく風通しを良くします。

シロアリ駆除業者に依頼する場合には換気扇や床下調質材なども湿気対策として有効ですが、ご自身で湿気対策をおこなう場合は、床下点検口などから扇風機やサーキュレーターなどで送風をおこないます。

ご自身でホームセンター等で販売されている竹炭や調質材を敷いている方もいらっしゃいますが、湿気を吸った後に交換が必要な物は手入れが大変なので敷きっぱなしで良い物を選ぶようにしましょう。

 

【対策5】カビや腐朽に注意する

床下に湿気があると木材にカビが発生したり、木材を腐らせる腐朽菌が発生してしまう事があります。カビや腐朽菌自体も健康被害や住宅の耐久性に関わる問題ですが、こうして弱った木材はシロアリ被害に遭いやすくなります。

床下点検をおこなう際にはシロアリ被害ももちろんですが、こうしたカビや腐朽菌が発生していないかも同時にチェックするようにしましょう。

ちなみにシロアリ駆除で使用する薬剤には防腐剤と呼ばれるカビの抑える効果がありますので、カビに対しても有効です。

 

シロアリ対策として最も確実な方法

ここまでに「自分でできる19個のシロアリ対策」についてまとめさせて頂きました。

しかしこちらで紹介した対策全てを日常的に行っていく事は容易ではありませんし、これら全てを行ったとしてもシロアリ被害に遭う確率がゼロになる訳ではありません。

シロアリから住宅を確実に守る方法、それは定期的にシロアリ駆除(消毒)をおこなっておく事です。

私たちシロアリ駆除業者の多くは、一度消毒をすれば5年間の保証が付きます。つまり5年毎に定期的なシロアリ駆除をおこなっておけば、シロアリ被害に心配することなく安心して暮らしていく事ができます。

ぜひプロによるシロアリ駆除をご検討いただくと共に、ここからはシロアリ駆除の費用相場や保証内容について解説いたします。

 

シロアリ対策の費用相場

シロアリ対策として業者に消毒をおこなってもらう場合の費用は、業者の種類や住宅の広さによって大きく変わります。

私たちアリプロが調査をおこなった結果、主要26社の平均単価は1㎡あたり1,693円(1坪あたり5,587円)でした。

上記の金額を住宅の広さ別にあてはめると以下の表のようになります。

床下の面積費用(税込)
15坪(49,5㎡)83,803円
20坪(66,0㎡)111,738円
25坪(82,5㎡)139,672円
30坪(99,0㎡)167,607円
35坪(115,5㎡)195,541円
40坪(132,0㎡)223,476円

上記はあくまでも目安の金額となりますが、注意しなければならないのは追加料金が発生してしまうケースです。特に玄関や浴室では特殊な処理が必要となり、その作業で追加料金が発生し価格表通りの金額にならないケースがあります。

またネットで集客をおこなう格安シロアリ駆除業者ではこのような追加料金が発生するケースが非常に多いので注意するようにしましょう。

シロアリ駆除業者の平均価格や、追加料金が発生するケースについては以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

 

シロアリ対策の保証内容

上述した金額のほかに、シロアリ駆除業者の保証内容にも注目するようにしましょう。基本的には安いシロアリ駆除業者ほど保証が簡素で、地域密着系のシロアリ駆除業者の方が保証内容が充実しています。

また同じ金額にも関わらず保証内容が大きく異なるようなケースも存在しますので、金額と共に保証内容もしっかりと確認してから業者を選ぶことが大切です。

シロアリ駆除における保証期間や保証内容については以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にして下さい。

 

シロアリ対策まとめ

自分でできるシロアリ対策19個について解説させて頂きました。

日頃からシロアリ対策として住宅のメンテナンスに気を付けるとともに、可能ならシロアリ駆除業者に依頼して床下の消毒をおこなっておくと安心です。

 

アリプロは創業35年以上施工実績4.7万件を超えるシロアリ駆除会社です。

 

日本しろあり対策協会に加盟しており、調査・工事を行うスタッフは全員「しろあり防除施工士」の資格を保有しています。床下調査の際は、床下の状況をデジカメで撮影しお客様にお伝えします。

その他にも工事後の定期点検(5年間)1,000万円の修復保証などのアフターサービスも万全で、独自の水害保証も完備しております。

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執筆・監修者

林 翔平

2012年株式会社セスコに入社。シロアリ駆除業務に従事し、延べ2,000件以上の床下調査を実施。アリプロのコラム記事全ての執筆および監修を担当。

【保有資格】
・日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士」
・日本健康住宅協会「健康住宅アドバイザー」

 

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