「「5月の羽アリ」は要注意? 羽アリが発生する時期を専門家が解説」では、「5月の羽アリ」について解説しました。
しかし、注意して欲しいのは5月だけではありません。4月に見つかった羽アリも非常に危険です。
この記事では、「4月の羽アリ」が危険な理由やその対策方法について解説します。
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・ しろあり防除施工士が必ず対応
・ 無料の床下調査、工事後5年間の毎年点検
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そもそも「羽アリ」とは何か?
羽アリとは、シロアリやクロアリが繁殖期に巣を離れて飛び立つ羽のある成虫のことです。
羽アリは、シロアリの場合もあればクロアリの場合もあります。
シロアリの羽アリ
クロアリの羽アリ
シロアリは木材を食べる習性があり、家屋に重大な損傷を与える害虫です。
羽アリを見つけた場合、それがシロアリかどうかを見極める必要があります。
「4月の羽アリ」はなぜ危険なのか?
羽アリには常に注意が必要ですが、「4月の羽アリ」は特に危険です。
その理由は、羽アリの種類による発生時期の違いにあります。
4月の場所をご覧いただければご理解いただけるかもしれません。
実は、5月と同様に、4月に現れる羽アリは主にヤマトシロアリです。
もし自宅周辺で4月に羽アリを見つけた場合、ヤマトシロアリである可能性が非常に高いです。既に家屋が被害を受けている恐れがあるため、早急な対策が必要です。
なお、6月以降に発見される羽アリはクロアリの場合もあります。クロアリとの見分け方については、次の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
「4月の羽アリ」がもたらす家屋の被害
4月に羽アリが飛び立つヤマトシロアリは、主に床下から屋内に侵入し、木材を食害します。
ヤマトシロアリに侵食された木材はスカスカになり、耐久性が著しく低下します。
被害の進行は非常に速く、「1年間で柱3本分」の木材が食べられるとも言われています。
被害が建物内部にまで及ぶこともあり、修繕が必要になるケースも少なくありません。
さらに、日本におけるシロアリ被害のほとんどがヤマトシロアリによるものです。
ヤマトシロアリは北海道北部を除く日本全土に広く生息しており、どこで被害が発生しても不思議ではありません。
以上が4月に羽アリが飛び立つヤマトシロアリによる被害の概要です。
また、家屋内でも被害が発生しやすい場所があります。詳細については、次の記事で解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
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4月に羽アリを見たらどうすればよい?
もし4月に自宅内で羽アリを発見したら、どう対応すればよいのでしょうか?
まずは応急処置として、次の作業を行いましょう。
羽アリを掃除機で吸い取る
羽アリを掃除機で吸い取りましょう。シロアリは風に弱いため、掃除機で吸い取るだけで駆除できます。掃除機の中で繁殖する心配はないので、安心して処理してください。
発生場所を特定して穴を塞ぐ
羽アリが出てきた穴を特定できたら、ガムテープなどで塞ぎましょう。シロアリの羽アリは数回にわたって飛び立つことがあるため、後続の羽アリを防ぐことができます。
これらの応急処置を行った後は、必ず専門のシロアリ駆除業者に相談してください。業者は被害状況や床下の状態を丁寧に調査し、必要に応じた駆除や防除施工を行います。
シロアリ駆除には専門知識や技術、適切な薬剤が必要ですので、自分だけで対処しようとせず、専門家の力を借りることをお勧めします。
次の記事では、羽アリ発見時の詳しい対処法を解説しています。ぜひご覧ください。
4月に現れる、羽アリに似た昆虫
4月にクロアリの羽アリは発生しませんが、他の昆虫でシロアリの羽アリと間違えやすいものもいます。
ただし、体の大きさや形状に明確な違いがあるため、基本的な知識があれば判別は容易です。
羽アリに似た昆虫については、次の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
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