アリプロ 住まいを守るシロアリ駆除のプロフェッショナル

浴室(お風呂場)にシロアリが発生する原因と対処法!プロが行う駆除方法とは?

最終更新日:

浴室(お風呂場)にシロアリが発生する原因と対処法!

シロアリは湿気を好む害虫です。住宅の中で特に湿気が多い場所といえば、まず浴室(お風呂場)を思い浮かべるのではないでしょうか。

実際に、浴室でのシロアリ被害は非常に多く、特にタイル貼りの在来工法(ざいらいこうほう)の浴室では注意が必要です。

この記事では、シロアリ駆除の専門家が浴室でシロアリ被害が発生する原因や対策、被害に遭った場合の駆除時の注意点について詳しく解説します。

浴室でシロアリを見つけた方や、被害が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

 

アリプロでは、シロアリ駆除の専門資格「しろあり防除施工士」を持つプロが必ず調査・施工を行います。浴室のシロアリ駆除においても多数の実績があります。

調査・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

東京(23区)千葉埼玉茨城に対応
※ 埼玉と茨城は一部地域
・ 地域に密着し35年、施工実績4.7万件突破
日本しろあり対策協会に加盟
しろあり防除施工士が必ず対応
無料の床下調査、工事後5年間の毎年点検
シロアリ羽アリを見つけたらアリプロへ!

浴室(お風呂場)の種類とシロアリ被害の関係

現在の住宅の浴室は、大きく次の2つの種類に分けられます。

 

・在来工法
全面がタイル張りで、比較的築年数の古い住宅に多く採用されています。

・ユニットバス
浴室全体がパネル構造になっており、比較的新しい住宅に多く採用されています。

 

この2種類のうち、シロアリ被害が圧倒的に多いのは「在来工法」の浴室です。

 

在来工法の浴室とシロアリ被害

在来工法の浴室は、全面がタイル張りになっているのが特徴です。

次の画像のように、タイルの内側には木材が使用されています。

 

在来工法を解体した様子

 

シロアリは住宅の木材を食害することで知られていますが、特に水分を含んだ木材を好む性質があります。

タイルの隙間やひび割れなどから水が浸透し、内側の木材が湿った状態になることで、湿気を好むシロアリが引き寄せられてしまいます。このため、在来工法の浴室はシロアリ被害が発生しやすいのです。

 

ユニットバスとシロアリ被害

ユニットバスのパネルに使用される素材はメーカーによって異なりますが、ほとんどの素材はシロアリの被害を受けるものではありません。

また、在来工法の浴室と比べて水漏れしにくい構造のため、ユニットバスがシロアリ被害に遭うことは非常に稀です。

しかし例外として、給排水管の接続不良による床下への水漏れが発生し、それが原因でユニットバスを支える土台の木材にシロアリ被害が及ぶケースがあります。

ユニットバスだからといって安心せず、定期的に床下点検を実施することが大切です。

 

浴室(お風呂場)で発生するシロアリ被害の症状

浴室でシロアリ被害が発生すると、以下の4つの症状が現れることがあります。

 

羽アリが発生する

シロアリは毎年4月の終わりから7月頃にかけて、羽アリとして群飛する習性があります。ある日、浴室に大量の羽アリが突然発生した場合、それはシロアリ被害のサインかもしれません。

 

室内で発生したシロアリの羽アリ

 

このような状態になった場合、浴室がほぼ確実にシロアリ被害を受けていると考えられるため、早急にシロアリ駆除業者へ調査を依頼しましょう。

浴室に大量の羽アリが発生した場合は、以下の記事も参考にしてください。

 

タイルの剥がれや浮き

床や壁のタイルが剥がれたり、押すとへこむような感触があったりする場合、シロアリ被害の可能性があります。

これは、タイルの内側にある木材がシロアリに食害されることで発生する症状の一つです。

ただし、単なる経年劣化によって同様の症状が現れることもあるため、不安な場合は一度床下調査を実施することをおすすめします。

 

入口ドア枠の食害

在来工法の浴室では、入口のドア枠が木製のことが多いです。

この木材は日常的に水分を含みやすく、シロアリにとって格好のエサになりやすい部分です。

一見すると被害がないように見えても、強く押すと内部がボロボロになっているケースがあります。そのため、定期的に触るなどして状態を確認することをおすすめします。

 

洗面所の床がフカフカする

浴室でシロアリ被害が発生すると、被害が洗面所まで広がり、床がフカフカするケースもあります。

特に浴室入口付近の床は水に濡れやすく、シロアリにとって好環境になりやすい場所です。

ただし、床が水に濡れて腐りかけているだけの可能性もあるため、不安な場合は一度床下点検を行うことをおすすめします。

洗面所でシロアリや羽アリが発生した場合は、以下の記事も参考にしてください。

 

浴室(お風呂場)のシロアリ対策

シロアリ被害が発生しやすい「在来工法」の浴室では、日常的にどのような点に気をつければ被害を未然に防げるのでしょうか?

ここでは、在来工法の浴室におけるシロアリ対策を4つご紹介します。

 

ヒビ割れの補修

浴室のシロアリ対策で最も重要なのは、水漏れを防ぐことです。

特に、劣化によるタイルのひび割れは水漏れの大きな原因となります。

ひび割れを発見したら、すぐに補修することで水漏れを早期に防ぎ、シロアリ被害の予防につながります。

 

コーキングの打ち直し

浴室タイルの継ぎ目に施されたコーキングは、劣化すると隙間が生じ、水漏れの原因になります。

コーキングの耐用年数は一般的に10年前後とされているため、定期的に打ち直して劣化に備えるとよいでしょう。

 

湿気をためない

日常的に浴室内に湿気をためないよう工夫することも、シロアリ対策として効果的です。

具体的には、以下の対策が有効です。

・使用後は換気扇を回すか窓を開ける
・使用後に水を流して室温を下げる
・残り湯には蓋をして湿気を抑える
・使用後に浴室をから拭きする

これらを実践することで浴室内の湿気が減り、シロアリが寄り付きにくい環境を作ることができます。

住宅全体のシロアリ対策については、以下の記事も参考にしてください。

 

定期的なシロアリ駆除の実施

シロアリ対策として最も効果的なのは、定期的にシロアリ消毒を行うことです。

シロアリ消毒に使用される薬剤の効果は約5年間持続するため、5年に1度の消毒をおすすめします。

特に在来工法の浴室はシロアリ被害に遭いやすく、築年数が経過するほどリスクも高まります。

大切なお住まいをシロアリ被害から守るためにも、ぜひ定期的なシロアリ駆除をご検討ください。

東京(23区)千葉埼玉茨城に対応
※ 埼玉と茨城は一部地域
・ 地域に密着し35年、施工実績4.7万件突破
日本しろあり対策協会に加盟
しろあり防除施工士が必ず対応
無料の床下調査、工事後5年間の毎年点検
シロアリ羽アリを見つけたらアリプロへ!

 

浴室(お風呂場)のシロアリ駆除事例

ここでは、実際に浴室でシロアリ被害が発生した場合の駆除方法をご紹介します。

 

浴室のシロアリ防除処理

浴室でシロアリ被害が発生している場合、床下での薬剤散布に加え、浴室内の入念な処理が必要です。

在来工法の浴室では、床下から薬剤を散布できないため、室内側から小さな穴を開け、土間部分に薬剤を注入して駆除を行います。

 

床面に穴をあけて薬剤注入

 

さらに、床面だけでなく、壁面や浴室入口のドア枠にも同様に穴を開け、薬剤を注入します。

 

壁面に穴をあけて薬剤注入

 

在来工法の入り口ドア枠に薬剤注入

 

このような処理を行うことで、床面や壁面の内部に潜むシロアリを徹底的に駆除することが可能になります。

 

浴室処理の追加料金に注意

注意すべき点として、通常のシロアリ駆除業者であれば、このような作業は基本料金に含まれていることが一般的です。

しかし、表記価格が極端に安い業者の中には、浴室での作業を追加料金としているケースも少なくありません。

表記価格が安いため安心して依頼しても、最終的な費用が高額になることがあるため、浴室の処理が別途料金となるかどうかを事前に確認しておくことをおすすめします。

 

私たちアリプロでは、浴室での駆除作業も通常料金に含めて対応しております。調査・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

東京(23区)千葉埼玉茨城に対応
※ 埼玉と茨城は一部地域
・ 地域に密着し35年、施工実績4.7万件突破
日本しろあり対策協会に加盟
しろあり防除施工士が必ず対応
無料の床下調査、工事後5年間の毎年点検
シロアリ羽アリを見つけたらアリプロへ!

 

浴室(お風呂場)にシロアリ被害が発生したらリフォームは必要か?

浴室でシロアリ被害が発生しても、必ずしもリフォームが必要になるわけではありません。適切にシロアリ駆除を行えば、そのまま浴室を問題なく使用できる場合がほとんどです。

ただし、タイルのひび割れやコーキングの劣化が見られる場合は、適切な対策を講じておきましょう。もしそこから水漏れが発生していると、せっかくシロアリ駆除を行っても、水漏れの影響で薬剤の効果が失われてしまう可能性があります。

また、浴室のリフォームの目安は一般的に20年前後とされています。現在使用している浴室が20年以上経過している場合、ユニットバスへリフォームすることで、今後のシロアリ被害のリスクを軽減できるため、総合的に判断するとよいでしょう。

 

浴室(お風呂場)リフォーム時にシロアリ被害を発見したらどうする?

浴室でシロアリ被害を発見するタイミングとして多いのが、リフォーム時です。

 

浴室の土台でシロアリ被害が多発

特に、在来工法の浴室を解体する際に、土台部分でシロアリ被害が見つかるケースが非常に多くあります。

 

浴室解体時に発見されたシロアリ被害

 

浴室解体時に発見されたシロアリ被害

 

このような場合、リフォーム工事を一時中断してでも、シロアリ駆除を先に行うことをおすすめします。

そのまま工事を進めてユニットバスを組み立ててしまうと、後から床下で万全なシロアリ駆除が行えない可能性があるためです。

 

リフォーム時のシロアリ駆除の進め方

浴室のリフォーム工事を進める際には、解体の翌日を予備日として確保し、もしシロアリ被害が発見された場合は、浴室部分だけでもすぐに駆除を実施するようにしましょう。

また、すでにシロアリ駆除を実施している場合でも、リフォーム時に新たなシロアリ被害や生息が確認されることがあります。

その際は、施工を担当したシロアリ駆除業者にすぐに連絡し、今後の対応について相談しましょう。

 

私たちアリプロでは、当社でシロアリ駆除を実施いただいたお客様に対し、在来工法からユニットバスへのリフォーム時に無料で浴室部分のシロアリ駆除を再実施しています。

今後、浴室リフォームを検討している場合は、このような保証があるシロアリ駆除業者に依頼することをおすすめします。

東京(23区)千葉埼玉茨城に対応
※ 埼玉と茨城は一部地域
・ 地域に密着し35年、施工実績4.7万件突破
日本しろあり対策協会に加盟
しろあり防除施工士が必ず対応
無料の床下調査、工事後5年間の毎年点検
シロアリ羽アリを見つけたらアリプロへ!

 

浴室(お風呂場)のシロアリ被害ならアリプロへ!

アリプロは、創業35年以上の歴史を持つシロアリ駆除会社です。東京・千葉・埼玉・茨城に密着し、施工実績4.7万件を突破しました。

アリプロは日本しろあり対策協会に加盟しており、調査や工事を行うスタッフは全員「しろあり防除施工士」の資格を保有しています。床下調査の際には、床下の状況をデジカメで撮影し、お客様にわかりやすくご報告します。

さらに、工事後の定期点検(5年間)1,000万円の修復保証など、充実したアフターサービスを提供。独自の水害保証も完備しており、万が一のトラブルにも安心です。

お電話は平日および土曜日の8:30~17:30、メールは365日24時間受け付けております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

無料点検の申し込み
問い合わせはこちらから

 

 

執筆・監修者

林 翔平

2012年株式会社セスコに入社。シロアリ駆除業務に従事し、延べ2,000件以上の床下調査を実施。アリプロのコラム記事全ての執筆および監修を担当。

【保有資格】
・日本しろあり対策協会「しろあり防除施工士」
・日本健康住宅協会「健康住宅アドバイザー」

 

一覧に戻る

シロアリ駆除
安心の施工実績
47,2782024年3月末

東京(23区)・千葉全域・埼玉・茨城対応

アリプロは、お住まいの安心・安全のため長年地域に密着してきたシロアリ駆除・予防のパートナー。しろあり防除施工士の自社スタッフが高い品質の施工を行っています。他社では追加費用が発生する多くのオプションを基本料金に含めた明朗会計を実現し、5年間の定期点検と業界最高水準の保証も完備しています。
※埼玉県と茨城県は一部地域での対応となります。

東京(23区)・千葉全域・埼玉茨城対応
無料点検実施します。

シロアリ・羽アリ
を徹底駆除!

           

創業35年のアリプロに
お任せください。

無料点検のお申し込み・問い合わせ
フリーダイアル 通話無料 0120-336-054

受付時間:8:30~17:30(平日および土曜日)

※埼玉県と茨城県は一部地域での対応となります。

無料点検の申し込み
問い合わせはこちら