「床下が土のため湿気が気になる」とのお問い合わせをいただき、アリプロで床下点検を行いました。
その結果、木部に少量のカビが見つかり、土壌面にもカビの発生が確認されました。
シロアリ防除はすでに他社様で施工済みとのことでしたが、換気扇の設置を勧められた際、故障や火災のリスクが不安で導入を見送られたそうです。その後、ご自身で調湿材について調べ、アリプロの調湿材を選んでいただき、施工することになりました。
カビの消毒
木部に発生したカビは、専門の防腐材で消毒し、将来的なシロアリ発生を防ぐことができます。
今回した薬剤は、フマキラー製の「リグノケアEフロアブル」です。
この薬剤は臭いが少なく、人体への影響も抑えられているため、安心して使用できます。
木部全体に薬剤を吹き付け、カビ消毒を完了しました。
調湿材の施工
次に、床下の調湿材を施工しました。
床下が土の場合、シートを敷いた上に調湿材を撒きます。
今回もまずシートを敷設を行いました。
その後、調湿材「床下ドライ」を施工しました。
「床下ドライ」は、トバモライトという石灰石と竹炭を組み合わせた商品で、湿気をコントロールするだけでなく、消臭や断熱の性能も備えています。漏水や浸水がなければ、その効果は半永久的に持続します。
床下全体に調湿材を敷いて作業完了です。(部分的な施工も可能です。)
調湿材の使用量は湿気の程度に応じて調整しますが、目安としては1坪あたり2~3袋です。
特に床下がカビ臭かった住宅では、施工後すぐに臭いの改善を実感いただけることが多く、ご好評をいただいております。
調湿材は長期間効果が続くため、決して安価ではありません。しかし、床下の湿気が気になる方には必ずご満足いただけると思います。ぜひお気軽にお問い合わせください!