室内を歩いているとフカフカする場所があるという事で、アリプロで床下点検をおこなうとシロアリ被害があった現場での施工事例です。
点検時には床板を支えている根太(ねだ)という箇所がシロアリに食害されていました。
![被害を受けた床下の根太(ねだ)①](https://aripro-sesco.com/cms/wp-content/uploads/2022/09/名称未設定のデザイン-2022-09-20T153517.643-1024x768.jpg)
![被害を受けた床下の根太(ねだ)②](https://aripro-sesco.com/cms/wp-content/uploads/2022/09/名称未設定のデザイン-2022-09-20T153533.201-1024x768.jpg)
ちょうどこの真上にあたる箇所がフカフカする場所でしたので、シロアリ被害の場所と一致します。
この根太が大きな被害を付けていると、今回のように歩いていて気付くケースが多いです。
ただし他の箇所はそこまで被害がありませんでしたので、今回の写真の場所だけ簡易的に補強をおこなえば元通りになります。
まずは通常通りのシロアリ駆除から作業を開始していきます。
![木部への薬剤の注入](https://aripro-sesco.com/cms/wp-content/uploads/2022/09/名称未設定のデザイン-2022-09-20T155626.435-1024x768.jpg)
まずはシロアリの通り道となっている木部に穴をあけて薬剤を注入していきます。
この時に表面のみに薬剤を散布して終了とする業者もいますが、内部にいるシロアリまで薬剤が届かない事もありますので駆除の場合は必ず内部まで薬剤を注入するようにしましょう。
![土台の木部への薬剤の散布](https://aripro-sesco.com/cms/wp-content/uploads/2022/09/名称未設定のデザイン-2022-09-20T155957.124-1024x768.jpg)
![床下の土壌面への薬剤の散布](https://aripro-sesco.com/cms/wp-content/uploads/2022/09/名称未設定のデザイン-2022-09-20T155910.152-1024x768.jpg)
土台の木や、床下の土壌面にも薬剤を散布していきます。
また玄関・浴室は床下から薬剤を散布できない構造なので床上から穴をあけて薬剤を注入していきます。
![浴室にて穴をあけて薬剤を注入する様子](https://aripro-sesco.com/cms/wp-content/uploads/2022/09/名称未設定のデザイン-2022-09-20T160353.013-1024x768.jpg)
これでシロアリ駆除の作業は完了となります。
今回はシロアリの食害を受けた木部の補強も合わせておこなっていきます。被害箇所の隣に新しい木を足してあげます。
![シロアリの被害を受けてフカフカするようになった箇所](https://aripro-sesco.com/cms/wp-content/uploads/2022/09/名称未設定のデザイン-2022-09-20T161455.772-1024x768.jpg)
これだけの作業で上から歩いても以前のようなフカフカする沈みは解消する事ができました。
もっとひどいシロアリ被害がある現場ではこのような簡易的な補強で済まないケースもありますが、今回は被害箇所も少なかったので上記の方法で問題なく完了となります。
アリプロの千葉中央営業所(千葉県船橋市)について
なお、今回は千葉県船橋市での施工でした。
アリプロは千葉県船橋市に「千葉中央営業所」を構えており、施工実績も豊富です。詳しくは次の記事をご覧ください。