千葉県茂原市にてシロアリ駆除と換気扇の取り外し工事をおこないました。
築30年以上が経過している今回の住宅では、以前他業者にて床下換気扇が設置してありました。
しかし故障してからもそのままの状態で放置されていたため、通風口が塞がってしまいかえって床下の換気状況が悪化してしまっていました。
その影響もあってか、床下にはシロアリによる蟻道(ぎどう)ができており、シロアリ被害も確認されました。
そこで今回はシロアリ駆除に加え、故障した換気扇の取り外し工事も合わせておこなっていきます。
はじめに現在付いている換気扇で故障しているものを取り外していきます。
床下換気扇は通常10年くらいが耐用期間(故障せずに動く期間)とされています。
最近の換気扇は音も静かなものが多く、床下で止まってしまっても気づかずにそのままにされているお宅も多く見かけます。
その場合はかえって床下の通風を妨げる事になりかねないので、ご自身でしっかり動いているかの確認をおこなうか、業者による定期的な床下点検をおこなうようにしましょう。
※ご自身で換気扇が動いているかを確認する場合には、換気扇が設置されている換気口に外から近づいて手をかざすなどすれば確認可能です。
ここからはシロアリ駆除作業をおこなっていきます。
蟻道がある箇所は特に入念に薬剤処理をしていきます。
今回のパターンでは基礎の隅をはうように蟻道が構築されていたので、なるべく基礎の内部まで薬剤が行き渡るように散布していきます。
またそれ以外の床下全体の木部にも薬剤を散布していきます。
木部処理が終わったら今後は床下の土壌前面に薬剤を散布していきます。
以上で床下での作業は完了となります。
続いて床上の玄関と浴室の土間処理をおこなっていきます。
玄関と浴室は床下から薬剤を撒く事ができないため、床上から作業をおこないます。(浴室がユニットバスの場合は床下からの作業)
この2ヵ所は湿気もたまりやすくシロアリ被害も多いため、特に入念に処理をおこないます。
この土間処理をおこなえばシロアリ駆除作業は完了となります。
ちなみにこの土間処理については、シロアリ駆除業者によっては基本料金に加えて別途費用が掛かる業者も存在します。
アリプロでは通常料金の中で土間処理までおこなっていますのでご安心下さい。
またシロアリ駆除の費用や追加料金が発生するケースについては、ぜひ下記記事も参考にして下さい。