千葉県九十九里町にある住宅にてシロアリ防除と湿気対策の工事をおこないました。
築25年で床下は土になっており、点検時には土の上に湿気の影響で白いカビが発生している箇所もありました。
お客様も収納庫を開けた際のカビの臭いを気にしており、今回はシロアリ防除だけでなく湿気対策の工事も合わせておこなう事になりました。
以前シロアリ被害に遭われた事があるという事でしたが、今回の私どもの点検ではシロアリ被害は見受けられませんでしたので、今後シロアリが侵入しないように予防の施工をおこないます。
玄関の土間部分(タイルの真下)は床下から薬剤を散布できないため、タイルの目地に穴をあけて薬剤を注入していきます。
ここまででシロアリ防除は完了となります。ここからは湿気対策工事です。
アリプロの湿気対策では調湿材という湿気をコントロールする石灰石を敷いていく方法と換気扇によって床下の通風を改善する方法がありますが、今回は調湿材を使用していきます。
使用する調湿材は「床下ドライ」というフマキラー社製の商品です。
「トバモライト」と呼ばれる石灰石に竹炭を混ぜ合わせたもので、これを床下に敷き詰める事によって床下の湿度を常に一定に保ってくれます。
消臭効果もあるので床下のカビ臭などで悩んでいる方にはピッタリの商品です。
効果は水害や漏水などが起こらない限りは半永久的に続きます。
この床下ドライは、床下が土の場合にはシートを敷設してその上に敷いていきます。
この作業を床下全面におこなっていきます。部分的に湿気が強い場合には、その部分のみに敷設する事も可能です。
この床下ドライは1坪あたりに2袋~3袋を目安に敷設していきます。(湿気の強さに応じて)
全面敷設する場合にはお家の広さに応じて必要な数量を搬入いたします。
ここまででシロアリ防除と湿気対策工事が完了しました。
シロアリは湿気を好むので、湿気を放置しておくとシロアリも発生しやすくなりますし床下の木部にもカビが生えたりなどの悪影響があります。
シロアリ防除は5年間で薬剤の効果が切れますが、調湿材による湿気対策工事は半永久的に効果が持続しますので湿気の強い住宅には非常にオススメです。
アリプロでは無料で床下のシロアリ調査をはじめ湿気調査、基礎の亀裂調査などをおこなっています。シロアリの兆候がある、しばらく床下点検をおこなっていない方などはお気軽にご相談下さい。